暫くして、ちさとさんがダイニングに戻った。
『今、お洗濯しているから、少し待ってね・・・まあ・・・綺麗に食べたのね・・・嬉しいわ・・・』
ちさとさんは僕の手元の皿を見ながら、そう言った。
『ごちそうさま・・・美味しかったです・・・』
『ありがとう・・・それにしても・・・君 中学生なのに体格がいいね・・・うちのパパの服が余り
変じゃないもの・・・うふふ』
僕もこの頃、急に背が伸び出して体格が良くなってきている事は自覚していた。
僕の物も時々もやもやする事もあって、気持ちと身体のバランスが取りにくいと感じていた。
しかし、ちさとさんが越してきて僕の気持ちと身体のバランスは崩れ始めていたのだった。
そして今回の出来事・・・少し出来過ぎている・・・でも・・・僕には何も失う物はない、童貞を
こんなに綺麗で可愛い元アイドルにあげた位だ・・・。
『ところで・・・君 ・・・今日の事は・・内緒・・お母さんにもお父さんにも・・・誰にも内緒
約束できる?・・・約束してくれるなら・・時々・・しょ・・ああ・・君 が嫌なら・・いいの』
ちさとさんは、僕の目を見られないみたいに・・・はにかんでいる・・僕との関係を望んでる?
それに、元アイドルが僕みたいなのにあんな痴態をなんの不安も無く見せてくれたの?
人の妻と言う後ろめたい事も、もし報道でもされたら清純な、ちさとさんのイメージが崩れ去って
しまう・・・そんな不安な、ちさとさんの気持ちが感じられた。
『僕は・・・大丈夫・・・ちさとさんの味方です・・・ちさとさん・・僕の方こそ・・・これで
終わりは嫌です・・・内緒の関係を・・・その・・・続けてもらえたら嬉しいです』
『うふ・・・君 ・・・本当に可愛いね・・・じゃあ、約束よ・・・ちゅ・・・』
そう言うと、ちさとさんは僕の唇にキスをした。
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