昨夜は逃げる様にリビングを出てしまったので中の様子を見るのは初めてだった。
僕の家とは大きさが違う、リビング、ダイニング、キッチン、それにダイニングから
外のウッドデッキ迄広い動線で一体化している様だった。
ちさとさんは、ダイニングのテーブルに料理を準備していた。
『久しぶりのお客様、さあどうぞ・・・』
大きなテーブルに二人分だけ椅子が用意されている。
テーブルには、ズッキーニを使ったパスタ、サーモンマリネ、ソテーなどの料理が並ぶ・・・。
『さあ、君 お腹空いたでしょう?・・・遠慮なく食べて・・・、君のお母さんとどっちが
美味しいかな?・・・昨日頂いたズッキーニを使ってみたの・・・気に入ってくれたら嬉しいな』
椅子を引いて僕を座る様に、エスコートしてくれた。
本来ならレディファーストだけど、ホストはちさとさんだから・・・かな・・・。
このズッキーニって・・・昨夜の・・・かな・・・、僕はちさとさんを直視出来ていなかった。
『あれ?遠慮してるの?・・・男の子・・何だからたくさん食べてね・・・』
取り皿と、フォークにスプーン、ナイフが並びちさとさんは赤ワインと僕にはグレープジュースを
グラスに注いで・・・。
『まずは、乾杯ね・・・』
ちさとさんはグラスを、軽く持って僕にもグラスを持たせて、軽くカチンと乾杯をする。
ちさとさんの小さな唇にグラスから赤ワインが少し流し込まれた。
その唇に付いたワインを舌で喉に流し込む・・・。
一連の動作が美しかった、僕は見惚れながらジュースを口に含んだ。
『さあ、食べて・・・、ねえ・・このズッキーニ太いでしょう・・・刻んで食べやすく
したんだけど・・・』
パスタを僕の皿に取り分けながら、ちさとさんが言った。
丁度、前屈みとなってワンピースの胸元から、少し小振りでは有るが張りのあるバストが
見え隠れする、僕は思わずグラスを倒してしまう、赤いジュースは僕のズボンを赤く染めて
しまう。
『あら、大変・・・大丈夫?・・・』
ちさとさんは慌てて、自分のナプキンを持って僕の側に来た・・・。
間近に香るちさとさんの匂い、ミニのワンピースで片膝でしゃがみ込んだので
今度は白いパンツ迄見えてしまっていた。
僕はちさとさんに、触れられていると思うと今迄の記憶と興奮が絶頂を迎えてしまう・・・。
徐々に股間の物が硬度を増して・・・。
『だ、大丈夫・・です・・・自分で出来ます・・・』
『ダメよ、シミになっちゃう・・・あ、そうだヨウちゃんの服が有るからそれに着替えて
ちょっと大きいかも知れないけど、ちょっと待ってね』
そう言ってダイニングを出て行った。
僕はこの間に股間の物を、治めようと必死だった。
けれど、目の前のズッキーニや、ちさとさんの匂い、胸元にパンツ・・・。
治るどころか、自己主張をギンギンにしてきた。
ちさとさんはリビングのソファーに着替を置いて・・・。
『ねえ君 ・・・私が見てたら恥ずかしいよね・・ここに置いておくから
着替えてくれる?・・・お洗濯するから・・・』
そう言いながら、僕を見た・・・。
『何だか君 ・・・痛そうだけど・・・どうしたの・・・』
僕を見て心配そうな視線を投げてきた・・・。
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