ちさとさんの全身はまるで濡れている様に月や星の光で照らされて輝いていた。
本当に綺麗だった、僕はそんなちさとさんをファインダーに納めながらも、
興奮冷めやらぬ中、僕は自分の状況に気が付いた。
僕は自分の目の前の壁に何かねっとりした白い液体を吹き付けていた。
ちさとさんを見て、ドキドキして、同じ様に・・・いや、僕はちさとさんと
繋がっていたと思った。
それで、気持ち良くなって・・・、僕はおかしくなったんじゃ無いかと
考える様になって行った。
大人の女性を、こんな風に考えた事は無かったし、僕の身体もこんな反応を
した事もなかった。
友達が前に、DVD を見せてくれた事を思い出した、それは男の人と女の人が
セックス?・・・って言う事をしていると言っていた。
それがどう言う事だか判らなかったが、きっと、ちさとさんはそんな事を想像しながら
あんな事をしたんだと思った。
僕もその事を想像したんだろうか・・・。
大人のちさとさんが、僕なんて相手にしてくれるはずなんてない、しかも芸能人なんだから
僕は何かいけない物を見てしまった様に思った。
明日、ちさとさんの顔をどうやって見たら良いんだろう・・・。
あんな事していた所を見ていたとも言えない・・・。
僕は、ちさとさんが身体を起こして寝室に帰るところまで見届けて、今夜の観察を終えた。
あの液体を雑巾で拭いて落とし、ベットに入ったが悶々ととして眠れなかった。
眠りについたのは朝方だった。
ちさとさんに逢うまで、もう何時間も無い。
もう、顔を見る勇気がなかった、徐々にその時間は迫っていくのだった。
※元投稿はこちら >>