母さんが呼ぶ声がする。
今日もいつもの一日がはじまるのだ。
僕は宝物を見付けた喜びとその宝物の呪いにかかった気がした。
ちさとさんを見て、身体が反応してしまったら、ダメだと思うほどにまた、股間が硬くなる、昨日の僕と今日の僕は違う、もう戻れない、これが恋なんだろうか。
相手は有名人で人妻、僕はどうしたら良いんだろう。
僕は決心して、食事を平らげ家を出た。
「あ、おはよう、君 行ってらっしゃい」
ちさとさんは、確かに今朝は僕の名前を言ってくれた、僕は嬉しさの余り、前を隠すのを忘れていた、思い切り勃起した股間を。
「お、おはよう、ご、ございます」
「うふふ、君 今日も元気ね、じゃあね」
余りの事で、僕は動揺していて気付かなかったが、朝のままでカーデガンを羽織っただけで僕に話し掛けてくれていたのだ。
僕は恥ずかしくなり、駆け出してしまった。
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