【17】
ストッキングとパンティーをズルズル引っ張り、更にはその勢いを利用してハイヒールまで脱げた。
遂に、一糸纏わぬ姿に晒されてしまった幸子。
全身の扇情的な肉付きが、淫欲を煽っている様だ。
だが、反射的に足を閉じて秘部も両手で覆った為に全容は確認出来なかった。
今の幸子が、唯一抗える行為かもしれない。
しかし、狂熱状態の淫獣には気休めにしか過ぎなかった。
豊乳と同等の光景が、目の前に潜んでいる。
この状況で、耐えれる淫獣などいない。
原井は、幸子の足を掴むと強引にこじ開けた。
更に、それを自身の両肩に担いだ。
原井の顔が邪魔で、幸子は足を閉じれない。
まさに、万事休すだった。
秘部を覆う手を払いのけるなど、造作も無い。
幸子の手を掴み、原井は乱暴に押しのけた。
「ウゥ・・・。」
待ちわびた光景に、淫獣は思わず唸りを上げた。
熟れた女の陰部、肉壷といっていいだろう。
まず、茶色がかった膣口だ。
茶色がかっているといえば聞こえが悪いかもしれないが、全く不快感は無い。
むしろ、幸子の肉感的な魅力を引き立たせている。
膣壁は、濃い目のピンク色。
パックリと割れ目が開き、中まで丸見えだ。
その上には、黒々とした陰毛が縦一文字に生い茂っている。
原井の目の前に飛び込んだ幸子の肉壷は、生々しく妖艶な佇まいで興奮を誘っていた。
それは、視覚だけではない。
至近距離にある幸子の肉壷から、何ともいえない独特な香りが漂ってきたのだ。
もちろん、不快とは対極なものだった。
説明するのは難しいが、恐らく大人の女が発するフェロモンの様なものだろう。
僅かに臭うアンモニア臭も、見事な相乗効果を生んでいる。
幸子の肉壷は、ひときわ強烈な香りを醸し出しているに違いない。
危険な中毒性を含んだ幸子の肉壷に原井は完全な虜だった。
淫獣は、間髪入れずに肉壷へ顔を埋めた。
「アァッ!!!やっ、止めてっ!!!」
窒息しそうな程、顔を押し付ける原井。
『クンクン』と執拗に肉壷の濃厚な香気を嗅ぎ、思わず目眩を起こしそうだった。
無論、歯止めが利かなくなるのは言うまでもない。
原井は、不潔な舌で幸子の肉壷を舐め回したのだ。
また、幸子の悲鳴が響き渡った。
膣壁を這う様に舐め回す感触は、おぞましく嫌悪感しか無い。
『ビチャッビチャッ』という淫音を奏で、原井は肉壷を舐め回し続けた。
異様な空間に包まれながら、時間が流れていく教習所内の応接室。
何故、こんな惨酷な目に遭わなければいけないのか。
自分が一体、何をしたというのか。
幸子は、この無秩序な現実を受け入れる事が出来なかった。
しかも、更に嗜虐的な淫攻がまだ残っているのだ。
その事が脳裏に浮かんだだけで、幸子はどうにかなりそうだった。
だが、淫獣に慈悲など無い。
幸子の心情を甚振る様に、原井は最後の淫楽へ迫った。
名残惜しそうにしながらも、幸子の肉壷から顔を離す原井。
膣壁、膣口、陰毛だけではなく、肉壷の周辺が原井の淫醜な唾液で汚されている。
ここまで約30分、幸子は原井の淫攻を受け続けてきた。
抵抗もままならず、身体にも力が入らない。
そんな幸子を上から見下ろし、原井は大きく唾を飲み込む。
いよいよ、ありったけの淫欲をぶちまける総仕上げだ。
立ち上がった原井の股間は、破裂しそうなほど膨張している。
淫欲を抑えてベルトを外すと、勢いよくズボンも脱いだ。
年配者が穿く白いブリーフ、その中心にそびえるシルエットはブリーフを突き破りそうだ。
更に、幸子の嗅覚には僅かだがブリーフの中から漏れ出る淫臭が届いていた。
この臭いだけで、どんな恐ろしい一物が潜んでいるのか容易に想像出来る。
逃げたいのに、身体が言う事を聞いてくれない。
幸子は、最後まで諦めずに何とか打開策を探った。
しかし、その直後だった。
原井が、ブリーフをずり下ろしたのだ。
「・・・・・。」
幸子は、目を逸らす事が出来なかった。
もちろん、見惚れているからではない。
あまりにも恐ろしい瞬間に立ち会った時、金縛りの様に動けなくなるというが、まさにそんな感覚だった。
長さも太さも、還暦過ぎの肉棒とは思えない。
恐らく、硬度も相当なものだろう。
とはいえ、大きさは脱ぐ前からシルエットを確認していたので、ある程度予想は出来た。
それよりも動揺を隠せなかったのは、不気味な形状と色合いだった。
大きなエラを張って反り立ち、どす黒く沈着した様は、まるで毒キノコである。
由英の肉棒が一般的だと思っていた幸子にとって、原井の剛棒はあまりにも異質だった。
しかも、先端からは既に淫液が漏れ出しているではないか。
こんなに醜怪でおどろおどろしい物が、自身の膣内へ・・・。
想像しただけで、幸子は震えが止まらなかった。
もう、奇跡のどんでん返しなど起こりはしない。
それは、幸子が1番理解している。
だが、いくら気丈な幸子でも理不尽なこの状況に覚悟を決めれるほど強くはない。
淫獣にとっては極上の存在でも、幸子は普通の女なのだ。
どうしても、家族の顔が浮かんでしまう。
特に、由英に助け出してほしい。
そう願えば願うほど、目の前の光景は辛すぎた。
疲労で呼吸が乱れ、苦悶に満ちた表情の幸子。
身体中は汗ばみ、ここまでの激しい抵抗を物語っている。
そんな幸子の姿に、原井の淫欲は最高潮に達した。
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