最近よく近くになる・・・あれから半月が立つ頃、俺は自惚れだと、勘違いだと自分に言い聞かせながら、それでもドキドキしながら働いていた。
そんなはずはない、偶然だ、たまたま・・・そう自分に言い聞かせたが、同じ棚の品出しをしながら・・・それが隣り合わせになったりすると、手が震えるほど興奮した。
(どうか、興奮してる事がバレませんように・・・)
そう祈りながらも、無意識に・・・いや意識的に、商品を並べるたびに肘を由美さんの方に突き出した。
「あ、ダメよ・・・」
由美さんの声にドキッとした。
自分の下衆な思惑がバレた気がして固まった。
そんな俺の伸ばした右手に、由美さんの左手がクロスしながら棚に伸びた。
「ほら、こっちの方が古いでしょ?・・・古い商品は前に出さなきゃ・・・ね?ほら・・・」
俺は商品を並べなおす由美さんの手を見ながら、けれど全神経を肘に集中していた。
ツン、、、ツン、、、ツン、ツン、、、
柔らかい弾力が、俺の肘に押し付けられていく。
俺はズボンの中が固くなっていくのを感じながら、おそらく顔を真っ赤にしながら固まっていた。
「わかった?」
その言葉にようやく顔を向けると、由美さんはまた大人びた優しく笑顔で俺を見つめていた。
肘は、由美さんの胸に触れたままだった。
俺は由美さんの目を見つめながら、肘に感じる弾力に興奮していた。
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