紗季は旦那と別れたらしい。
もう2ヶ月も前の事だ。
子供の親権は、どう抵抗しても相手が奪っていく・・・それは最初から分かっていたそうだ。
家柄や見栄、プライドや世間体、、、何が理由かは聞かなかったが、事実、そうなったと聞いている。
つまり、紗季は全てを失い自由になった。
そして全てを中島に捧げる準備を終えた。
幸せそうに、自分の口に噛み終わった食べ物を入れようとする中島を見つめる紗季。
ポニーテールに束ねた髪が、中島の唇に吸い付くたびに揺れている。
そして、そのうなじ、、、髪の生え際の下には、濃い紺色の墨で刻まれた『肉便器』の文字がある。
「絶対に隠せない場所がいい」とゴネる紗季と話し合って決めた場所らしい。
最初は首に中島の名前と『奴隷』だったらしいが、、、、とゆうか額に『奴隷』でも良いと言ってきかなかったらしいが、、、
とにかく、「下品な言葉にしたいから」、「露骨すぎるより俺が興奮するから」、「俺がそうして欲しいんだ」と、、、説得に死ぬほど苦労したと中島が言っていた事は絶対にバラすことはできない。
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