後頭部に衝撃を感じるほど驚いた。
脳裏の光景が一変する。
俯いていたはずの紗季の顔が、精液にまみれる。
悲しみに歪んでいたはずの顔が興奮に溶ける。
目の前を通り過ぎるサラリーマン・・・
ほとんどは携帯を見ながら歩いている・・・
何人かは紗季に気づいただろうか・・・
そのうちの何人が、その顔に視線をやっただろう・・・
小さな丸い童顔に散らばった精液・・・
その匂いを嗅ぎ、うっとりとした顔・・・
精液の匂いを嗅ぎ 逝っている顔を見ただろうか・・・
そんな・・・そんなのって・・・
優子は獣のように叫びながら絶頂した。
膝をガクガクと揺らしながら、便器に抱きついてイキ狂った。
込み上げてくる興奮に思考は停止し、ただ快楽だけを貪ってイキ狂う。
中島の手が後頭部を押す。
美しい顔が白い陶器に押し付けられていく。
鼻が曲がるほど密着したまま、伸ばした舌がベロベロと動いていた。
遠くに聞こえる予鈴のチャイムが始まっても絶頂は続いていた。
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