恐怖と興奮、羞恥と快楽、屈辱と確信、、、
短時間に全てを同時に与えられ、崩壊した理性、、、
そのせいか、紗季は まるで幼児帰りのような状態になっていた。
何をしても、何を言っても、心はフワフワと浮いているような感じだった。
心が全ての防壁を失っていた。
まるで幼稚園児のように話し、自分を名前で呼んでいた。
そんな状態の紗季に向け、子供が楽しそうに昆虫の手足を千切る時のような、優子の無邪気な悪意は続いていった。
「・・・じゃ、変態な紗季は、気持ち良くしてくれた人に『ありがとう』できる?」
「できるよ・・・紗季、気持ち良くしてくれたひとに『ありがとう』できるよ」
紗季は中島の、闇に包まれた顔を見上げようとした。
けれどその頭を優子が引き下げる。
「こっちよ・・・ほら見て・・・気持ち良くしてくれたのはこっち・・・そうでしょ?」
紗季は頷いてから微笑んだ。
「ほら、もっと気持ち良くしてあげるって言ってるよ・・・ほら・・・ピクピクしながら、早くってヨダレを垂らしてる・・・ほら見て・・・ほら・・・」
グロテスクなイボだらけの肉棒は、異様な・・・けれど卑猥な光景に、痙攣しながら反り返っていた。
「これが貴方の御主人様よ・・・ほら見て・・・早くしろって怒ってるわ・・・」
「やだ・・・怒らないで・・・」
「じゃ、早くしないと・・・『ありがとう』と『ごめんなさい』しないと、ほら・・・」
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