優子の指が、紗季の体を撫でていた。
その間も、ずっと先はキスを続けた。
指先が太ももの内側を上がっていく。
けれどクリトリスに触れる直前で下がっていく。
尻の割れ目から前に向かう。
けれど穴には触れずに戻っていく。
(あぁ・・・もう少し・・・あぁ・・・触って・・・触ってくれたらすぐに・・・)
心の中で叫びながら、何度もキスを繰り返す。
唇と亀頭が・・・粘膜と粘膜が、何度も何度も触れ合う。
口の中に精液の味が広がり、鼻腔を小便の匂いが通り抜ける。
そして唇にはチンポの熱を感じている。
・・・チュッ・・・チュッ・・・・・・クチュ・・・チュッ・・・チュッ・・・
(あぁ・・・触って・・・触ってくれたらすぐに・・・あぁ・・・逝きたい・・・)
クチュ・・・クチュ・・・チュッ・・・・・・クチュ・・・チュッ・・・
(何でもいい・・・どこでもいい・・・触れてくれたら逝くのに・・・どこに触れられても・・・)
チュッ・・・・・・クチュ・・・チュッ・・・チュッ・・・クチュ・・・チュッ・・・
(ん・・・・逝きたい・・・逝く・・・あぁ・・・触ってないのに・・・わたし・・・)
優子が最初からそれを意図していたのかは確かめようがない。
もしかしたら本人も思っていなかったのかもしれない。
けれど紗季の中で、絶頂の波は高まっていった。
肌を撫でられているだけで、キスをしているだけで・・・
クチュ・・・チュッ・・クチュ・・クチュ・・・チュッ・・クチュ・・・チュッ・・・チュッ・・
(逝きたい・・・逝く・・・逝きそう・・・どうして・・・何もされてないのに・・・撫でられてるだけで・・・キスしてるだけで)
クチュ・・・クチュ・・・チュッ・・チュッ・・クチュ・・・・クチュ、クチュ、チュッ・・・
(気持ちいい・・・どうして・・逝きそう・・・キスしてるだけで・・・キスするだけで逝きそう・・・)
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