少女の指先が、形を探るように体を撫でた。
足首から太ももの内側に・・・お尻を通って反対の足に・・・
腰から背中に・・・乳房の膨らみと丸みを確かめ、けれど先端には触れずに降りていく・・・
恥ずかしい・・・そう思った。
学生時代とはちがう、36歳の崩れた形を知られていく・・・
恥ずかしい・・・そう思っているのに動かなかった。
指先は肝心な場所を避け、私の体を周回していく。
長い時間をかけ、すべての皮膚が撫でられていった。
(・・・だめ・・・だめよ・・・それ以上はダメ・・・このままじゃ・・・わ・・・わたし・・・)
心の中で懇願した。
少女の指は止まらず、身体中を這い回っていく。
唇を噛んで必死に耐えようとした。
けれど私の体は、とうとう恥ずかしい汁を垂らし始めた。
肝心な場所には触れられていない。
なのに、太ももの内側を、ゆっくりと静が伝い落ちていく。
また足首から、人差し指が上がってくる・・・
太ももの内側に移動していく・・・
汁が作った筋に触れる・・・
滴を追いかけて降りていく・・・
指先が足首に触れる・・・
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