「・・・ほら、もっと突き出して・・・」
少女の視線の先で、銀色に輝くチェーンのフックが、クリトリスのピアスに取り付けられた。
男がチェーンから手を離すと、チェーンは揺れながらピアスを引っ張る。
そしてフックの反対側の端についた、小さな鈴がチリンと鳴った。
たった数グラム・・・けれどその重さは、少し曲がったままだったピアスを、真っ直ぐにした。
揺れながら、鈴を鳴らしながら、クリトリスを引っ張っていた。
少女は自分のクリトリスのピアスに2本目のチェーンが取り付けられると、微かに、けれど確かに『重さ』を感じていた。
フラフラと揺れるチェーンに引っ張られる感触を感じながら、男の指が3本目を取り付けるのを見つめている。
そして全てが取り付けられ、手を引かれて歩いていった。
スカートの中からは、少女の足が一歩ふみだすたびにサラサラと小さく、金属の擦れ合う音が聞こえていた。
歩くたび、3つの鈴がチリン、チリン、と鳴っていた。
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