由美さんを初めて意識したのは、アルバイトを初めて3回目のシフトだった。
一目見ただけでドキドキした。
駅に近いスーパーをアルバイト先に決めた事に理由は無かったが、冷たい冷凍食品や重たい段ボールを運ぶ、想像の10倍はキツかった業務内容に耐えていた理由は由美さんだった。
まつ毛の長い大きな瞳が魅力的だった。
ぷっくりとした厚い唇には、いつも淡い色の口紅を引いていた。
ラフな服の上からでもわかる くびれたウエストも、ジーンズをパンパンに膨らませるヒップも、すらっと伸びる脚も、、、全てが理想的に感じた。
何よりFカップだと書いていた有名なグラビアアイドルよりも大きな胸は、その揺れを見るだけで興奮した。
そしてアルバイトを初めて3ヶ月ほど経ったある日、そんな魅力的な由美さんに・・・由美さんの胸に、品出しをしていた俺の手が触れた。
隣に居るのが由美さんだとは、品出しを始めた時から感じていた。
商品を棚に並べているだけなのに、隣が由美さんだと思うだけでドキドキしていた。
そして意識していたからこそ、触れた瞬間に(しまった!やってしまった!)と緊張した。
柔らかい弾力を感じながら、どうして良いかわからず固まっていた。
ようやく目だけを動かして由美さんを見ると、由美さんは俺を見つめていた。
驚き、困惑し、固まったまま 胸に当たった手を引くこともできない俺を、由美さんの大きな瞳が見つめていた。
ドキドキした。
恥ずかしかった。
申し訳ないと思ったが、どうする事もできなかった。
そんな俺を見て、ぷっくりとした肉厚な由美さんの唇がニコリと微笑んだ。
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