首を掴まれたまま、鼻先で揺れるオチンチンを見ていた。
抵抗しようとはしなかった。
男の言葉が、頭の中をグルグルと回っていた。
ママと同じになる・・・
大好きだから、同じことをしたい・・・
・・・そうなのかもしれない
私は今、それを望んでいるのかもしれない・・・
母親の愛する男を脅すため、私はサイトで男を漁った。
指定した場所が近いから・・・レスが一番早かったから・・・そんな理由で男を選んだ。
母親なんか苦しめばいい・・・そう思いながら、ニヤニヤと笑う男の足の間で、吐き気を感じながら舌を動かした。
キスを必死に断ってファーストキスを守りながら、奉仕の仕方を教えられていった。
キスの仕方もわからないまま、精液の味の違いを覚えた。
5人目に「上手だね」と言われた時には、そんな自分に笑ってしまった。
そしてサイトで出会った8人目・・・この男に犯された。
痛くて、苦しくて、悲しかった。
初めてキスをされた事が悔しくて仕方がない・・・そんな事を思いながら、腰を振る男を見上げていた。
逃げた先は家じゃなかった。
縋り付いた相手は父親じゃなかった。
母親に「そんなのは初体験じゃなくて、ただの事故よ」と慰められながら「初体験」を経験した。
その時に感じていた感情も、もしかしたらそうだったのかもしれない。
ママが好き・・・
だから、ママと同じことを・・・
ママと同じになる・・・
この男がママを・・・
なら、ママと同じように・・・
ママはこの男が好き・・・なら私も・・・
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