「・・・何か・・・あったのか?」
俺の言葉に、優子はキッと俺を睨んだ。
けれどすぐに顔を背ける。
「何かあったんだな・・・もしかして・・・言ってた通りに・・・サイトに・・・」
優子は悲しそうに唇を噛み、ポケットから取り出した携帯を俺に投げた。
画面にはキラキラと光る文字で『神待ち』と表示されていた。
それは、この世にいくつもある出会い系・・・それも幼い女が社会人を誘うサイト・・・だと、何度か優子から聞いていたサイトだった。
「会ったのか・・・誰かに・・・それで・・・」
それ以上、何も言葉が出なかった。
16歳の少女を見つめる全裸の熟女と、さっきまでその熟女にチンポを舐めさせていた18歳の高校生・・・そんはシュールな空気をさいたのは、少女の切実な声だった。
「・・・・・・抱いて・・・」
「・・・え?」
「抱いてよ・・・いつもしてんでしょ?・・・ママにしてるみたいに私を抱いて・・・」
「・・・・・・」
「やだよ・・・やだ・・・あんなのが初めてなんて・・・絶対やだ・・・」
「・・・・・・」
「お願い・・・やなの・・・あんな男・・・あんなのが初めてなんて・・・絶対イヤ・・・」
俺は何も言えずに、ただ優子の頭を撫でた。
ゆっくりと顔を近づけ、由美の視線の先で唇を重ねた。
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