「ドア・・・閉まってないね・・・」
「そうな・・・開きっぱなし・・・」
「誰かに見られたかな・・・」
「見られてもいいわ・・・今更だもん・・・」
力が抜けた体で、由美さんの体に覆いかぶさっていた。
柔らかい乳房に包まれ、肩で息をしていた。
そんな俺の体に、由美さんは両足を絡めたまま頭を優しく撫でていた。
「・・・大勢に見られたし・・・相手をしたし?」
「・・・・・・ごめん」
「謝らなくてもいいよ・・・」
「・・・ごめんなさい」
「全部見たよ・・・」
「・・・・・・」
「撮影されたヤツだけだけど・・・全部・・・」
「・・・・・・」
「・・・ね・・・由美さんは・・・旦那と別れたの?」
由美さんは無言のまま頷いた。
「じゃ、今は独身だね・・・」
由美さんは動かなかった。
「・・・なら、もう全部、俺のものになれるね」
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