スーパーから少し離れたところに綺麗な小ぢんまりとしたマンションがあった。
「ここよ、上がって。」
「お邪魔します。」
ドアを開けて案内されると小綺麗な清潔感溢れる部屋から甘い香り漂ってきた。
綺麗な女の人の家に上がるのは、この時が初めてで つい、部屋の中を見回してしまう。
そこそこに広くて、落ち着いた感じの部屋。
スーパーで買った物を彼女が冷蔵庫にしまう時、前屈みになった大きな胸がムニュ~っと柔らかく伸びた。
思わず悩殺されてしまう。
見惚れていると
「ちょっと、こっち来てくれる?」
「はい。」
リビングに案内された。
「このテレビ台動かしたいの、手伝ってくれない?そっち側持ってくれる?」
「いいですよ、原田さん、そっち側大丈夫ですか?」
二人でテレビ台の端と端を持った。
「いい?せえの、ヨイショ。」
テレビ台は、ずっしりと重くユックリ二人で移動させた。
「ありがとう、たすかちゃった。!」
ほんのり汗をかきながら、嬉しそうな表情。
美人の役に立て事で僕も嬉しさが込み上げた。
「いえいえ 。」
「そこに座って、今、お茶持ってくるから。」
透き通るような綺麗な声で言った。
「お構い無く。」
そう言って居間の座布団に座らせて貰った。
彼女が台所に飲み物を取りに行く後ろ姿がどことなく美しい。
「お待たせ。」
彼女はそう言って麦茶を持って来てくれた。
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