「そんな・・・そんな・・・いやぁ・・・」
妻は悲しそうな声で言った。
今にも泣き出しそうな目で俺を見つめ、小さく首を振っている。
「ダメ・・・ダメよ、そんな・・・ダメ・・・」
動かなくなった俺の腰に両足を絡め、自分の腰を擦り付けてくる。
誰かが見たら、まるで正常位になった女が自分からピストンをしているように見えるかもしれない。
けれど俺の柔らかくなってしまったチンポは、すでに膣の中に入っていることもできなくなっていた。
熱いままの膣の入り口に擦り付けられ、ニチャニチャと音だけをたてていた。
「そんな・・・あと少し・・・あとちょっとだったのに・・・ダメ・・・」
妻は、泣きながらいつまでも腰を振っていた。
動きを止めても泣き続けていた。
「わかったわ・・・」
数時間後、怒りにも似た色を孕んだ声で言った。
「もっとなのね・・・もっと・・・まだ足りなかっただけ・・・」
そう言い残して、ようやく目を閉じた。
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