こんな行為を何年も続けているからだろうか・・・?
由美の言葉は行為を重ねるたびにリアリティを増している気がした。
何度も何度も繰り返し、時にはアダルトビデオまで使って教育したおかげか?と思いながら、俺は1週間ぶりの妻との行為に心の底から満足していた。
そして由美は、そんな俺の体を優しく包み込み、ゆっくりと頭を撫でてくれていた。
「・・・あぁ・・・由美・・・由美・・・すごかったよ・・・」
由美の手が俺の頭を優しく撫でていく。
それは昔に見た、生まれた子供を慈しむような雰囲気にも感じる優しさだった。
「・・・気に入ってくれた?」
由美は情けない俺をクスッと笑い、優しい声で呟いた。
「あぁ・・・もちろん・・・・・すごかった・・・」
俺は、まだ整わない息に邪魔されながら答える。
「・・・ねぇ・・・」
由美の声は艶やかだった。
さっきまでよりも・・・セックスをしている最中よりも妖しい雰囲気を纏っているように感じた。
「次は・・・誰が良いと思う?」
「・・・誰・・・って?」
「・・・だからぁ・・・」
由美は妖しい雰囲気の声・・・少し鼻にかかった甘い声で、俺を抱きしめ頭を撫でながら質問を続けた。
「最近の話し・・・何人かいるでしょう?・・・その中で、次に会うなら誰が良いかなって・・・」
俺は妻の希望通りに全ての電気を消した真っ暗な寝室で、乳房に包まれながら妻を見上げた。
部屋は真っ暗だったが、俺の頭を撫でる妻の視線が俺に向けられているのは伝わってきた。
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