ことあるごとに、雪江は佐藤に呼び出され、江上と二人にありとあらゆる行為で凌辱され、そして苛烈な調教に次ぐ調教により、今では二人の肉奴隷に成り下がっていた。
時には、何人もの男たちに犯され、まさに肉便器のような扱いを受け、雪江は最早普通の主婦に戻ることは出来ない身体にされていた。
もう、雪江の精神はほとんど思考停止状態になっており、彼らの言うがままに翻弄されていた。
(誰か助けて‥‥‥‥!)
そう思っても、いざ彼らに抱かれると、また肉欲に溺れて逝き狂ってしまう雪江だった。
当然、仕事にも支障をきたしたので、家族には内緒でパート契約として働くことにして、佐藤達に会う時間を作った。
何度か憧れの人から逢いたいと連絡が来ていたが、雪江が返事をしないでいると、いつしか音信不通になっていた。
自分の身体が恨めしい、このセックスにのめり込んでしまう自分が憎いとさえ思いながら、雪江は今日も彼らに呼び出されて、肌も露わな卑猥な服装で出掛けて行くのだった。被虐の炎を燃やしながら‥‥。
最近の雪江の素行は以前と様変わりしてしまい、家族の雪江を見る目も冷え切ってしまっているのを感じていた。
夫も雪江の行動に流石に不信を感じているようだが、心優しい夫は特に咎めて来ることはなかった。娘も雪江の行動を訝しく思っているものの、諦めているようであまり話しかけても来なくなった。
この間までの、平凡な家庭はどこに行ってしまったのか、以前のように家族三人で和気藹々と過ごしたいと思うが、この家庭を壊してしまったのは自分だと思うと、雪江は居たたまれない気持ちで一杯になった。
(あなたごめんさない。詩織、こんなお母さんを許して。もう、私はダメかもしれない‥‥)
そう嘆く雪江だったが、心とは裏腹に、最近では更に肉付きが良くなり、特に腰回りが肉厚になるとともに、槌カップだった胸もDカップと大きくなった。
また、どちらかと言えば幼さが残る可愛い顔つきだったものが、色っぽさを漂わせる美人系の顔つきに変貌してきた。
顔つきと言い、身体つきと言い、妖艶な雰囲気をムンムンと醸し出す女になってきたのを雪江は気付いていなかった。職場でも
「最近、雪江さん色っぽくなったよね~」
などと言われたりするようになった。
今日もまた佐藤らの呼び出しがあり、本意ではないものの、何も考えることが出来ずに、応じてしまうのだった。
その日も、江上が一緒に雪江を迎えに来た。ホテルに入っても、今日はいきなり全裸にはされず、三人でソファーに腰掛けワインを飲み始めた。
いつもと違う雰囲気に、最初は戸惑った雪江だったが、二人に勧められるままに飲まされてしまった。しかも、いつの間にか二人に口移しで飲まされている。
そのうち、酔いも回ってきたのか、雪江の身体が妙に火照ってきた。
(続く)
※元投稿はこちら >>