翌日、雪江は今までにない程の清々しい朝を迎えた。
これまでモヤモヤしていたものが一気に解消され、くすんでいた胸の内が晴れ渡っていくような気がした。
ずっと、このまま抱かれていたい。もう離れられない。愛されながら抱かれることの喜び、時には激しく愛撫され、時には優しく抱擁され、雪江の心は蕩けきってしまった。
職場に行っても仕事に集中できて、心が弾むように充実した一日が過ぎていった。
雪江が帰宅するため駐車場に向かうと、見慣れた車が雪江の車の隣に駐車していた。さっきまでの浮ついた心が、一気に沈んでいった。
自分の車に近づくと、隣の車から佐藤が降りてきた。
「お前は、なんで最近俺を避けてるんだ?昨日も電話しても出ないし、お前の家まで行っても車が無かったけど、どこに行ってたんだよ?」
「友達と食事に行ってました‥‥」
「髭の生えた友達じゃねえのか?おいっ!」
「いえ、そんなことありません‥‥」
「これから、ちょっと付き合え!」
「でも、今日は帰らない‥‥」
“パチーン”
「ひっ!」
突然、雪江の頬に衝撃が走った。
「つべこべ言わずに、お前は俺の言うとおりにすればいいんだよ!」
これまで誰にも暴力を受けたことがなかった雪江は、恐怖に竦んでしまった。
強引に佐藤の車に乗せられ、そのままラブホテルに連れ込まれた。部屋に入るなり、雪江は衣服を剥ぎ取られて全裸にされ、ベッドに乱暴に投げ出された。
佐藤も全裸になると同時に、雪江は四つん這いさせられ、いきなりバックからいきり立った怒張を突き刺されてしまった。
「雪江はやっぱりスケベなドM女だな!前戯をしなくても、もうビチャビチャじゃないか!乱暴に扱われると、お前は興奮するんだろう!」
「いやぁ~っ!やめてぇぇ~‥‥」
彼は野獣のように物凄い勢いで抽送をくり返した。
“パン、パン、パン‥‥”
肉と肉がぶつかり合う音が部屋中に響いた。
「あああぁぁ~‥いやぁぁ~‥‥」
いつしか雪江は、めくるめく快感に支配されていった。その時
“ピシャ~ン!”
いきなり雪江の尻に衝撃が走った。
「ひぃっ!痛い~っ!」
「おおお!雪江のオマンコが締まったぞ!ケツをぶたれて興奮したんだろう!」
“ピシャ~ン!ピシャ~ン!ピシャ~ン!”
雪江は何度も佐藤に尻をぶたれているうちに、いつしかその痛みが気持ち良さに変わっていく倒錯の世界に引き摺り込まれた。
「んんぐぅぅぅっ!!いやぁ~っ!やめてくださいぃ‥ひぃぃぃ‥‥」
「おおおぉぉ~!今日の雪江のオマンコは物凄く締め付けるぞ!もう逝きそうだ、中に出すぞ!!!」
「あああぁぁ~‥いやぁぁ~っ!だめぇ~っ!それだけは許してぇぇ~~!!」
佐藤は更に勢いよく雪江の膣奥を突きながら、突然雪江の喉に手をかけて首を絞めてきた。
「んぐぅ~~‥ううぅぅ~‥‥」
「逝くぞ~っ!雪江!!おおおおぉ!!!」
雄叫びを上げながら、雪江の膣奥深くに精を放った。雪江も意識が飛びながら頭が真っ白になり、彼と同時に逝き果てた。こんな経験は雪江にとっても初めだった。
(続く)
※元投稿はこちら >>