それにしても佐藤は仕事をしているんだろうか?最近では毎日のように雪江を呼び出すのだ。雪江の仕事も変則的なため、家族に不信に思われずに済んでいるが、この先どうなっていくのか不安になる雪江だった。
一方で、その人とのカカオのやり取りは、どんどん頻繁になり、その人とのセックスに恋い焦がれるようになっていた。
漸くその人と逢える日がやって来た。
逢う前の指示は、雪江が持っている中で一番短いスカートで来ることと、一週間前からのオナニー禁止だった。
指示された1週間は、佐藤には研修だと嘘を吐き、疼いてムラムラしてもオナニーを我慢したため、雪江は発情して淫靡な牝の匂いが全身から漂っているような錯覚をしてしまいそうだった。
たまたま生理の前だったので、遣る瀬無いほどに疼きまくっていて、今ならその人に触られただけで逝ってしまいそうなほど限界だった。
待ち合わせ場所に車で行くと、待ち焦がれた人がいた。
車の助手席に乗り込んで来たその人の指示は、大人の玩具を買いに行くことだった。
待ち合わせ場所近くの店に行き、手を引かれて店内に連れて行かれた。雪江はこういう店が初めてだったので、恥ずかしさにドキドキしながら俯いてしまった。
店内には、もちろん女性客は一人もおらず、見たこともないような、いやらしい玩具が陳列しており、雪江は自分でも顔が火照ってくるのが分かった。
バイブのコーナーに連れて行かれ、
「雪江、これなんかどう?」
グロテスクなバイブを俯いた雪江の顔の前に差し出した。それと同時に、コートの隙間から手を差し込んできて、いきなり雪江は胸を揉まれた。
雪江は驚いてその人を見てしまった。
まさか、こんな所でそんな事をされるとは、でも、その人も興奮して赤くなっているのが見てとれた。
雪江は、オマンコからジワッと淫汁が溢れ出し、歩くのも辛いほど興奮しているのが分かった。バイブ、ローター、乳首ローターやクリトリスの吸引器までカゴに入れ、
「雪江、レジでこれを買って来て!」
雪江が自らレジに行って買ってくるように指示した。
「あ!それから箱はいらないから、商品だけで良いからって言うんだよ!」
雪江は、もう恥ずかしさで頭の中が真っ白になってしまった。
「ほら、早く行って来なさい!」
と命令しながら、今度は雪江のお尻をムギュっと掴んで来た。
「ひぃっ!」
声にならない悲鳴を上げて、雪江は仕方なく顔を真っ赤にしながら、俯いてレジへ向かった。
雪江は店内の男性達のいやらしい目に晒された。雪江の全身を舐め回すように見られ、そして、雪江が持っている大人の玩具を見て、ニヤついている。
(この女は、これから買った玩具で逝かされまくるんだろうな~。すけべな女だ‥‥)
そう思われているんだろうと想像しただけで、雪江の膝はガクダク震える。もう訳が分からなくなりながら、やっとの思いで言われた通り玩具を買って二人は店を出た。
(続く)
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