朝はいつもの朝だった。
夫は何事もなかったように仕事に出かけた。
一通り家事を済ませると、私は鏡の前に立ってゆっくり自縛を始めた。
「あぁ…この締めつけ感がたまらないわ。私は変態人妻、河上景子です…」
そんなわけのわからないことをつぶやきながら、ゴミ出しに出かけた。
今月は自治会の当番なので、ごみステーションの清掃もやらなくては…
ごみステーションを清掃しながら前かがみになったりすると、縄の食い込みの刺激で私が変態であることを自覚させてくれる。
「河上さんっ、おはようございます!朝からご苦労さまです!」
「あっ、会長さん、おはようございます!」
自治会長の梅本さんは、掃除をしている私を舐めるように見ていた。
「河上さん、あんた…」
「えっ!?なんですか!?」
「少し…はみ出してるようじゃが…」
「だから、なんなんですか?ごみステーションの清掃ならちゃんとやってますけど!」
「ん~あんたの首元からチラチラ…縄が見えとるんじゃが…」
ヤバっ…ごみステーションの掃除で身動きしているうちに…見えてたんだ。どうしよう…
「河上さん、あんた…そういう趣味があるの?」
耳元でささやかれた。
会長さんは私の普段着の下の淫らな緊縛姿を妄想しているらしく、あからさまにイヤラシイ目付きになっている。
「そうなんです…」
「あんたみたいに清楚で真面目な雰囲気の人妻が…人は見かけによらんもんじゃなぁ」
「会長さん…恥ずかしいです。やめてください…」
「そんなことはなかろう、もっと言って欲しいんじゃないかな?変態人妻の河上景子さんよぉ…」
私は会長さんの言葉責めで母の下着を濡らしてしまった。
今朝、夫に「景子、今日はお義母さんの下着を穿いておまえの変態汁で汚しなさい」
って言われていて…早くも朝から夫の命令を実行してしまった。
「ごめんなさい、用事があるので帰ります」
私は掃除道具を片付けると足早に家に帰った。
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