翌日、さっそく市役所の地域コミュニティ課から連絡があり、登庁した。
「河上です。お世話になります。」
と、窓口で声をかけると女性職員が丁寧に応対してくれた。
「あっ、はい、河上さんですね。人事部から聞いています。こちらへどうぞ」
その女性職員は私を会議室に案内してくれた。
部長さんに変態行為をされることを覚悟していた私は拍子抜けしてしまった。
「私は田村と申します。地域コミュニティ課で自治会対応や防犯対策に関する仕事をしています。」
決して若いわけではないが、眼鏡をかけてキリッとした印象の田村さんは、まるで学校の先生みたいだった。
「河上景子です。普通の専業主婦なのでお役に立てるかわかりませんが、宜しくお願いします。」
「河上さん、臨時職員として仕事をしてもらいますが、あくまでも市民の税金で仕事をしてもらいますので、私と一緒に地域のために頑張りましょう」
「あっ、はい、宜しくお願いします!」
そう応えながら田村さんの熱い視線を強く感じた。
この人…真面目なだけじゃない感じがする。私の変態性の直感が反応した。
向かい合ったテーブルの下で…田村さんの足が次第に強く私の股を拡げている。
「河上さん、最近ね、女性の変質者も出没したりしているらしいの。
もちろん男性の変質者のほうが多いと思うけど、男女を問わず犯罪の未然防止に尽くさないと…」
「そ…そうですよね。ちなみに女性の変質者って…」
田村さんに完全に股を拡げられたまま質問してみた。
「そうね…例えば、あなたみたいに自らを縛って外に出かける変態人妻とか…」
「えっ!?はっ!?いきなり…なんなんですか!失礼じゃないですか!」
私は完全に動揺しまくって声を荒げるしかなかった。
「河上さん、まあ、落ち着いてください。
あなたのことは、人事部長や自治会長の梅本さんからよく聞いていますから。」
「そうだったんですね、取り乱してしまってごめんなさい」
「大丈夫ですよ!私たちの性癖を活かしてがんばりましょう」
「えっ!?私たち…?!」
「そう、私たち…」
田村さんはそう言うと、胸元から縄を覗かせた。
「河上さん、私もあなたと同じ変態人妻なの…しかもレズよ。二人っきりの時は恭子って呼んでね。」
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