廊下にコートを落としながら、アダルトショップで見た自分の体を思い出していた。
下品な赤色のカーテンの部屋で、大きな姿見の中で、変態な男性用の性処理玩具が写っていた。
身体中に落書きされていた。
公衆便所、インラン人妻、肉便器・・・
どれも下品な単語ばかりだった。
見た男に、文字を読む誰かに、どんな女なのか・・・『何』なのか・・・どう使えばいいのかまでを伝えていた。
腰や胸には男達の指の跡が残っていた。
赤いミミズ腫れになって、何本も何本も、、、
立って腰を突き出した私の腰を、乱暴に強く掴んだ指・・・胸を乱暴に揉みながら犯した指・・・その跡の上に、床に崩れ落ちた私を犯した男の指の跡が重なっていた。
旦那はコレを見てどんな顔をするだろう・・・と、寝室の前に立ち、ドアをノックしながら考えていた。
驚くだろうか・・・怒るだろうか・・・
私は旦那の返事を待たずにドアを開けた。
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