全てがいつも通りだった。
3人で缶ビールを乾杯して食事を始めたのに、2本目の缶ビールでも乾杯した。
「何回やんだよ!」と妻が後輩の頭を叩き、後輩は謝りながら焼き魚を口に運ぶ。
後輩が妻の料理の味を褒めると、妻はバレバレの照れ隠しで「良いからもっと食べろ」と怒る。
「いや、ホントに美味いですから」と言われ、赤くなる頬を隠すようにそっぽを向く。
3本目のビールは後輩だけに手渡される。
俺は自分の2本目を煽るが「弱いんだから自分のペースで飲めよ」と怒られる。
妻は「ごめん」と謝る俺を睨み、「まったく・・・」と言いながら自分の3本目のプルタブを起こす。
後輩は妻の豪快さに困った表情を浮かべ、妻はガハハと笑いながら後輩の首に腕を回す。
Tシャツだけの、下着に守られていない乳房が後輩の顔を撫る。
妻は困った顔をする後輩を気にもとめない様子で、抱えた首を頭を揺さぶりながら笑う。
自身がCカップだと言い張り、俺がBだと言った瞬間に鉄拳制裁が飛んでくる、柔らかくて形の良い 張りのある膨らみ・・・
それが形の変わるほど強く後輩の顔に押し付けられ、擦り付けられていった。
そして、その日もいつも通りに・・・何本目のビールを飲み干した頃だったか・・・時計の針が9時を指すよりも早く、俺はソファーに倒れ込んでいった。
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