(・・・・・・やっぱり・・・)
俺は1センチだけ空かした寝室の扉の前で絶望していた。
ハンマーで脳を殴られたような衝撃に襲われていた。
(・・・やっぱり、アイツは妻を・・・・・由美を抱いたのか・・・・・・)
視線の先には妻が立っていた。
昨夜、健二がいたあたり・・・息を荒くし、顔を まるで昨夜のあの時のように興奮に蕩けさせながら立っている。
(アイツは・・・そんなに深く入ってきたのか・・・)
妻は 左手の指先で下腹部を押しながら撫でていた。
ホットパンツにシャツとゆう いつもの部屋着だからこそ、それがあと少しでヘソに到達するほど 膣の奥深くだとゆうのが見てとれた。
「・・・・・・んっ・・・ぁ・・・・・ぁぁ・・・」
妻は唇を噛み、何かに耐えるような表情をしていた。
そしてそのまま、俺が絶対に聞きたくなかった・・・・・俺を完全に地獄に突き落とす言葉を 静かに・・・全て、口にしていった。
「・・・ぁ・・・だして・・・・・・そのまま・・・ぁぁ・・・そのまま出して・・・」
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