(・・・ホントに・・・・わたし・・・できるかな・・・・)
男子公衆トイレの床に座ったまま、頭の中で考えていた。
目は、さっきまで自分が舐めていた便器を見ていた。
(・・・・・・・できるわ・・・できる・・・・・・だって・・・・)
だって、あんなに興奮した声で呟いていたもの・・・
あんなに乱暴に私を便器に押し付けたもの・・・
もしすれば、悠人くんは絶対に興奮する・・・
(・・・あぁ・・・・できる・・・わたし・・・・)
もう一度、あの目を向けて欲しい・・・
激しく求められたい・・・
(・・・したい・・・やりたい・・・・そして悠人くんに・・・)
ブラウスを床から拾い、腕を袖に通していった。
ボタンは胸元の1つだけしか止めなかった。
ストッキングも下着もつけずにスカートを穿いた。
そして男子トイレから出て、公園の裏側・・・木々の生い茂る薄暗いエリアに歩いていく。
ブルーシートのテントがぽつぽつと建っていた。
そのうちの1つの入り口、垂れ下がったシートを捲った。
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