あの2人よりもダメだなんて・・・そんなコトある訳ないじゃないか・・・
俺は由紀の体に腰を打ち付けながら、舌が便器をベロベロと舐めるのを見ながら思っていた。
確かに2人も魅力的だが・・・それと比べて自分が足りないなんて・・・どうしてそう考えたのか・・・
俺が望めば、由紀は あのブルーシートのテントに悦んで入るだろう?
紗季が少し戸惑い、小百合が紗季の後ろに隠れる前で、俺が言った瞬間に歩きはじめるだろう。
「ちゃんとできたよ」と言いたそうな笑顔で、口の中のドロドロの精液を 嬉しそうに俺に見せるだろう。
小百合に似合うのは、おそらく同僚や知り合いだ。
・・・それまで小百合を『地味』だと思っていたような男達だ。
頭を掴まれてフェラをしながら、別の男に乳房を乱暴に揉まれながら、次々と挿入されるチンポに喘ぐ。
全員の性欲を受け止めながら、自分の卑猥な魅力にメロメロになった男達を興奮した目で見上げる。
・・・そんな姿が似合うだろう。
紗季にだって浮浪者は連想しない。
思うとすれば、ただの『見知らぬ男』だ。
一番最初にメッセージを送ってきた男・・・
掲示板に書き込んだ中で一番下品だった男・・・
そんな条件を俺に与えられ、酷いと思いながら興奮する・・・それが紗季だ。
いやらしいと言われながら、卑猥な笑顔でチンポを舐める・・・
自分からベッドに上がり、チンポに向かって足を開いて 熱のこもった目で男を見つめる・・・
そして淫乱だと、変態だと罵られながら、激しく腰を動かす男を愛しそうに抱きしめる・・・
いろんな年齢、いろんな体型、いろんな性格の男を連想するが、その中に浮浪者が含まれているかというと違う気がする。
けれど、由紀は・・・由紀なら・・・
やはり一番下品で最低な光景を連想するのは、俺にとって由紀だよ・・・そう思いながら、由紀を見ていた。
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