時計の針が11時を回り、ようやく離れた。
俺は下半身にボクサーパンツを履いただけのだけの情けない姿で、シャツのボタンを止めながら、下着だけの姿で鏡に向かいテキパキと化粧を整えていく陽子さんを見ていた。
「・・・そういえば、旦那とはするの?」
心に湧いた疑問を、そのまま言葉にしていた。
正常位で両足を腰に絡めてきた・・・バックで腰を突き出しながら、指をタマに伸ばしてきた・・・射精したチンポを締め付け、腰を振り精液を搾り取ってきた・・・
もちろん陽子さんの生来の資質・・・淫乱さもあるはずだが・・・全てとは言わないが、少なくともいくつかは男に仕込まれたと確信させる色を漂わせていた。
そして陽子さんの旦那は、陽子さんに下品な仕草を仕込んだ可能性のある男の一人に間違いはなかった。
陽子さんは口紅を引いていた手を止め、鏡越しに俺を見た。
鏡の中から大きな目で俺を見つめ、そしてニッコリと笑い、「しないわ」と言った。
「旦那は私より5つも年上・・・もう50を過ぎてるのよ?・・・もう何年も前から、求めてもこないわよ・・・」
そう言って視線を鏡に戻し、口紅を引きながら「なに?・・・もしかして嫉妬してくれてるの?」と笑った。
「・・・嫉妬・・・・・嫉妬か・・・・・ま、そうだな・・・・・うん、してるよ・・・正直、嫉妬してる・・・」
「もぅ・・・まったく、どれだけ強いの?・・・もう紗季も由紀も・・・小百合まで手に入れたんでしょう?・・・・・・それに、私だって」
「・・・陽子さんも手に入れた・・・ってこと?」
「・・・そうよ」
「もう旦那には抱かれない?」
「・・・・・・・・言葉より・・・ちゃんと証拠を残す?」
そう言って俺に向き直り、俺の目を見つめながらブラのホックを外した。
俺は陽子さんの伸ばした両手に抱かれながら、柔らかい乳房に唇を押し付けキスマークを刻んだ。
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