『ね、今日って休みって言ってたよね?』
そんなメッセージが届いたのは、あの夜から10日後だった。
あの夜のメンバーのうち連絡先を交換した3人からは、毎日のように朝も夜もメッセージが届いた。
俺も舞い上がって連絡を返したが、たとえ数日ほど忙しくて返事を返せなかった時に謝っても、『頑張ってるんだね』と予想とは逆に褒められた。
複数の女性とのそんなやりとりに、まるで恋愛ドラマの主人公になったような・・・テレビで騒がれてるイケメン俳優にでもなったような勘違いをし始めていた頃だった。
そう、溜まった有給の強制消化。
ね、お昼、ウチに来ない?
今日?紗季さんの家に?
メッセージを送りながら、俺は紗季さんを思い浮かべていた。
腰まであるストレートの黒髪、スレンダーな引き締まった体をしていた。
「私だってDはあるのよ!」と言いながら、陽子さんがしたのを真似て俺の左手を胸で挟んできた人だ。
アンダーの関係・・・か?、ふくよかな体の陽子さんのFカップよりも だいぶ・・・いやいや、ほんの少し小さかった・・・が、それでも張りのある形の良い乳房がスポーツブラ越しにも伝わってきた。
そして紗季さんは、あの日、キスをした3人のうちの一人だ。
そう、ウチ。
実は今日、由紀も来るの。
だから、一緒に食べない?お昼
俺は喜んで了解した。
そして由紀さんのスレンダーな体とキリッとした顔を思い浮かべた。
肩まである髪がサラサラと揺れていた。
キスは・・・・・・ん?・・・そういえば、しなかった。
しかし誰かと誰かに手を掴まれ、由紀さんの胸を揉んだのを覚えている。
少し小さかった・・・が、プリッとした弾力のある乳房の感触が手の平に蘇ってきた。
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