プラグの三分の一ほどが、小さな穴に何度も出入りしている。
紗季さんは顔を歪めながら、痛みではない何かを表情に浮かべている。
何かを叫びたそうに、開いた口をわなわなと震わせながら、切なそうに眉をすぼめた目で俺を見つめている。
プラグは時間をかけて、ゆっくりと紗季さんの穴をほぐしていった。
ゆっくりと時間をかけて深くなりながら、小さな穴を押し広げていく。
そして一番太くなった部分を過ぎた瞬間、グニャッと音がしそうな勢いで細くなった根本まで・・・10センチほどの全体が紗季さんの体内に侵入した。
「・・・んっ!・・・んんん~っ!!」
「すごい・・・・・・入ったね・・・」
紗季さんは唇を引き結び、今にも泣きそうに眉を寄せて俺を見つめた。
何かに耐えるように固く唇を閉じ、プルプルと小さく頭を振っている。
「・・・苦しいかい?」
「んっ・・・ハァッ・・・ハァッ・・・な・・・なんか・・・変な感じ・・・んっ・・・中が・・・ハァッ・・・広げられて・・・んっ・・・ハァッ・・・男の人の親指・・・だったっけ・・・ハァッ・・・穴を広げられててるのが・・・んっ・・・わかる・・・ハァッ・・・ハァッ・・・」
苦しそうに『ぼんやりと、輪郭の無い快楽』だと伝えてきた。
『温い液体が体内で広がっていってるみたいだ』と。
昨夜、由紀はメッセージで『圧迫感の半分がムリヤリ快楽に変換されてるみたい』だと報告してきたが、もしかしたら2人とも同じような快楽を感じているのかもしれない。
俺はそんな事を考えながら、大きく広げられた足の間に進んでいった。
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