16人の人妻達に囲まれ、俺は勧められるまましこたま飲んだ。
そしてそのまま、女性達が予約していたカラオケスナックに連れて行かれた。
半数以上は、居酒屋を出ると帰っていった。
しかし、さすがとゆうかなんとゆうか・・・二次会を企画し、居酒屋であれだけ飲んだのにスナックに向かった6人は、男である俺から見ても壮大に飲み、豪快に笑いあっていた。
「それでさぁ・・・」
「だって、旦那はいつも・・・」
「ウチの旦那なんて・・・」
「なにそれ、じゃぁソレをされたいって事?」
「そうじゃないわよ!」
ギャハハハ・・・そんな風に笑う人妻達の会話は、俺が就職してからの6年間で・・・いや、男として生きてきた28年間でもっとも露骨で下品だった。
やれ小さいだ、やれヘタクソだ・・・回数が減った、求めてこない・・・中には一回で終わってしまうのが不満だ・・・そんなのまであった。
そんな話しを豪快に話し、目の前で豪快に笑う6人の人妻・・・それに囲まれては、その場にたった一人の男である俺には愛想笑い以外の選択肢が残されてはいなかった・・・
人妻達は笑い、飲み、その途中途中で俺をからかった。
「へぇ、悠人くんって言うんだ。28歳?若いわねぇ・・・」
メンバーの中で最年長だとゆう陽子さんは、ずっと俺の右側に座っていた。
本人は「もう43歳のオバサン」と言うが、少し太いキリッとした眉、目尻がキリッとした大きな瞳、艶やかにプルンッとした肉厚のある唇・・・十分すぎるほど、、、とゆうかシンプルに魅力的な女性だった。
そんな陽子さんが、自分のサイズをFカップだと自慢しながら俺の腕に擦り付けると、別の一人が「大きさより形よ」と言いながら俺の両手に胸を揉ませた・・・
途中から意識はアルコールに朦朧としていたが、数人の唇の感触を覚えている。
最高の一夜だった。
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