「ね、由紀のこと、どう思う?」
紗季さんは俺の正面に立ち、左手に持ったシャワーを俺にかけながら言った。
ボディーソープをたっぷりとつけた右手で、俺の肩や胸、勃起したままの股間を洗っている。
「んっ・・・綺麗・・・と思うよ・・・なんか、『ちゃんとしてる人』とか『仕事できそう』とか・・・プライドを持ってる人って感じ・・・かな」
前後を美しい女性に挟まれながら、胸に、チンポに、背中に、足に、、、、ヌルヌルした手に身体中を撫でられていた俺は、思わず本音を漏らしていた。
「ふふっ」
俺は、俺のチンポを洗う・・・とゆうか、固さを楽しむように扱いている紗季さんの微笑みが気になった。
「なに?」
「ん?・・・いえ・・・やっぱりそう見えるのか~って思ってね」
「やっぱり?」
「うん」
「どうゆう意味?」
曰く、これまで色んな男がいたが、全員が同じ感想を由紀に抱いた。
真面目、賢い、ちゃんとしてる、年齢が上がると『固い』まで・・・由紀さんの両親までもが、この美しく整いキリッとした顔から受ける印象を押し付けた。
そしてその事に一番悩んでいたのは本人だった・・・らしい。
俺はさっきの自分の本音・・・言葉を後悔しながら、それを聞いていた。
そんな俺の視線の前で、俺の前に立ち俺のチンポを洗っている紗季さんが、俺の後ろで背中や尻を洗っている由紀さんを見つめた。
「ほら、由紀・・・」
それは、少し意地悪な声だった。
「ほら・・・何してるの?ほら・・・」
俺が由紀さんを振り返るよりも早く、紗季さんの言葉が続く。
「・・・自分がどうしたいか・・・どんな女か・・・見てもらいな」
一瞬、責めているのかと思った。
けれどソレは勘違いだった。
「ちゃんとしな・・・じゃないと、もう誰にも理解してもらえないよ?・・・ホントにして欲しいコト、誰にもしてもらえないままなんて、ガマンできない・・・そう言ったでしょ?」
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