蓉子は、片足を持ち上げられて犯されるのは、初めてだった。
不安定な体勢で夫が乱暴に撃ち込むぺニスを受け止めることはかなりの痛みも伴ったが、直ぐにその痛みが快感へと変わった。
夫の肩越しに、ちらっと玉置夫人が後ろ手に縛られて四つん這いの様な姿勢にされ、後ろから道具で責められてるのが見えた。
他人のこんな行為を見たのは初めてだ。
玉置夫人もその夫から意地悪く虐められて、口から甘い喘ぎを漏らしている。
蓉子はそんな夫人が、美しくと感じた。
いや、自分より歳上なのにも関わらず、可愛い女なんだ、と思った。
その表情は、苦痛耐えているように、眉を潜め泣きそうなのだが、それが愛のある快感を表しているのも分かった。
私も..、こんなにきれいなの..?
そう思いながら、蓉子は夫から乳首をつねり上げられ、小さく甘い悲鳴をあげた。
やがて克司は妻の膣内に射精した。
蓉子は、下腹の奥深くで射精のためにビクンビクンと痙攣する夫のぺニスを感じた。
私の中で..、逝ってくれたんだわ..。
そう思った瞬間、不安定な姿勢で逝けてなかった蓉子も、深い絶頂を迎えることが出来た。
体重を支えてる一本の足の力も抜け、蓉子の身体は鴨居から吊るされた両手首に掛かってしまったが、その痛みを感じる隙もなかった。
「貴方...、あなた...!
好きーっ!」
声は出ていたが、意識は深いピンク色の雲の中に薄れていった。
しばらくして、蓉子は夫から軽く頬を平手で叩かれて気がついた。
かなり深く気を失っていたようだ。
両手首に体重が掛かって痛みを感じていたが、やっと自分の両足で立ち、その痛みを軽くした。
「蓉子。良く耐えたな..。
ちょっと待ってろ。今、手首を解いてやるから。」
まだぼーっとしている蓉子だったが、夫の声に、
「あの..、貴方。良かったら、もう少しこの格好で..」
と言ってしまった。
語尾は掠れて声にならなかったが、
「可哀想な私を見て..」
と言ったつもりだった。
克司は妻の言葉を理解した。
妻の身体から両手を離し、テーブルの所まで戻ると、手酌で酒を飲みながら、縛られている妻の身体を観賞したのだった。
自分から見てほしいと願いながら、蓉子はやはり羞恥した。
特に、膣から自分の淫液と夫の精液が混ざった熱い液体が流れ出て、それが内腿を伝わってるのを見られた事は、激しく羞恥した。
羞恥して、啜り泣くような喘ぎ声を出し、そんな自分の姿にまたいやらしく興奮した。
部屋の反対側の隅で、玉置夫人が絶頂を迎えたようだ。
「ひっ、ひっー。あ、あなたー!
私、逝きますー!」
と、まるで二十歳前後の小娘のような叫び声をあげたのだ。
そして、がくんと四つん這いの姿勢を崩して、畳の上に倒れ伏した。
玉置はそんな妻の髪の毛を、愛しげに撫でてあげている。
素晴らしいわ...。
自らのいやらしく興奮の中でも、蓉子は玉置夫妻の姿を見てそう感じた。
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