玉置夫人がモデルとなった絵画、彫刻、写真が次々と見せられた。
明らかに極最近写された写真もあった。
今、実際に見る夫人は、清楚な歳相応の熟女と言う感じだが、その写真には美しくも淫ら、それでいて女としての可愛らしさを感じさせるものだった。
「奥さん..、素敵ですね..。」
克司の感想に玉置も、
「いや、そう言ってもらえてありがたい。
しかし、君の奥さんも、初めて見た時から、妻ととても似てると思ったんだよ。
年齢に関係なく、清楚で可愛らしく、かつ夫に対しては淫靡になれる妻って、最高じゃないかね。」
と蓉子のことを誉めてくれたのだった。
その頃、夫人は羞恥と緊張で疲れた蓉子に紅茶を勧めながら、小さな声でそっとこう教えた。
「昨日の夜、いっぱい旦那さんから可愛がってもらったでしょう。
可愛い喘ぎ声が聞こえてきたわよ。」
どきっ!として目を見開いた蓉子に、さらにこう続けた。
「だから、私もうちの主人から、可愛がってもらったの。」
そう言うと、清楚なニットのワンピースの袖をそっと捲って見せた。
そこには、真っ白な手首に赤く縛られた痕が着いている。
今の蓉子と同じだった。
「うちの主人、私の事をよく愛してくれるんだけど、やはり歳で..。
でも、代わりにお道具とか使ってくれるの。
奥さんは、お道具使ってもらったことある?」
蓉子は一度は治まりかけた脈拍がまた激しくなり、羽織っているガウンのお尻の下が濡れてしまいそうに思え、お尻や太股をもじもじさせる。
そんな蓉子の反応が分かっていながら、夫人は少しづつ生々しい内容の話までするのだった。
「うちの主人も貴方のご主人と一緒で優しいの。
だから道具を使う時は、ちゃんとローションとか用意してくれるんだけど、私ったらいつも、ローション要らないくらいになっちゃうのよ。」
「でも、優しいったって、一度スイッチが入っちゃったら激しいのよ。
私が、もう降参、やめて、って言ってもやめてくれないの。」
まるで本当に私達夫婦みたいだわ..。
蓉子は玉置夫人が他人とは思えないくらいだった。
夫人になら、実の姉妹や母親にも話せないことまで打ち明けられそうだ。
「あの、でも痛いこととかは..」
蓉子が恥ずかしそうに聞くと、夫人も嬉しそうに答えてくれた。
「奥さんもわかってるでしょ。
痛くても、直ぐに嬉しくなっちゃうって。
きっと今晩も、激しく優しく責めてもらえると思うわ。
私もね。」
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