蓉子の剃毛は時間が掛かった。
下腹の平らな部分は比較的簡単に剃れたが、股間の部分を剃るには、膝をM字に曲げさせたり、片足づつ曲げた足を横に開かせたりする必要があった。
大陰唇を剃るあたりから、克司のT字のカミソリは使いにくくなり、蓉子が顔などの無駄毛を処理するのに使っている美容用の小さな一枚刃のカミソリを使っていった。
こちらはT字でないから、さらに緊張する。
大陰唇を捲るようにして、内側まで剃る。
けして毛深いと言う訳ではないが、慣れないせいもあって、隅々まで残さずに剃り落とすのは、かなりの集中力と時間が掛かったのだ。
蓉子にしてみれば、夫が大学陰唇にカミソリを使ってくれてる間は、大陰唇だけでなく、それを押さえたり捲ったりする度に、淫裂の中に夫の指や手のひらの一部が触り、擦られる。
たまには偶然だろうがクリトリスに手のひらが乗せられ、そこを支点にしてジョリジョリと細かに指を動かされた。
また、夫がわざと後に残していたのだろう、クリトリスの近くの陰毛が剃られる時には、露骨に指でクリトリスを捏ねられ、押さえられた状態で、その側の柔肌にカミソリが当てられているのだ。
この時も、
「動くなよ。切れるぞ。
動くと、蓉子の大きくなったクリトリスを、切り落としてしまうからな。」
と言われた。
蓉子の頭の中では、夫から大きくなったいやらしい自分のクリトリスが切り取られるという、残酷な場面を想像しながら、それは恐怖より甘美に近く感じていた。
股間の剃毛が大体済んだころ、もう蓉子の淫裂の周囲はぬるぬるした粘度の高い淫液にまみれて、カミソリを使うのにローションも要らないくらいだった。
妻の剃毛は集中力と時間が掛かり、けして楽な作業ではなかったが、克司にとっては次々と溢れだす淫液やひくひく動く妻の肉体から、妻がとても感じてくれているのは十分分かっていた。
妻を性的に興奮させ、感じさせる。
それは夫にとって、一つの重大な喜びで満足感
だ。
克司が今、自分のぺニスに刺激を受けて快感を感じてる訳ではない。
一方的に妻にいやらしい責めとしてカミソリを使っているだけだ。
しかし、それで妻が淫靡に乱れるだけで、満ち足りた充実感を味わえる。
さらにこの作業の後、下腹の茂みをすべて失って少女のようになった妻に、ずっと我慢している挿入が出来ると分かっているのだから、その楽しみはどんどん大きくなっていった。
やがて股間もほとんどきれいになった。
次に克司が妻に命じたのは、
「四つん這いになって、尻をこちらに見せるんだ。」
だった。
お尻の方まで、カミソリを使うと言うのだ。
蓉子は再び羞恥と快感への期待に戦慄きながら、のろのろと身体を動かし、夫に対してお尻を向けた。
アナルの周囲への剃毛は、最初から妻の美容用の一枚刃が使われた。
アナルの本当にすぐ側まで、カミソリが産毛を剃っていく。
小さく窄まった妻のアナルのひくひくとする動きは可愛かった。
やがて、ここの処女も征服させてもらうことになる。
それもまた、妻にとっては羞恥と苦痛が伴うだろうが、それに愛らしく耐えて、新たな快楽を感じて欲しい。
それは夫にとっての幸せだ。
そう思いながら、克司は妻のアナルを傷つけないようにと、細心の注意を払いながら、アナル周辺にカミソリを使った。
そのアナルの下の方では、自然に広がった淫裂がひくひくと蠢き、左右の小陰唇も広がって、その間にぽっかりと小さく黒い膣口が開いていた。
そしてそこからは、タラーッと銀色の淫液が下に糸を引いて落ちていった。
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