不潔な味がしなくなっても、私は舌を動かし続けた。
唾液まみれになった口は、舌を動かすたびにピチャピチャと鳴った。
男の腹に押しつぶされた鼻は、息をするたびにフガフガと恥ずかしい音をたてた。
そんな下品な音の合間に、微かに振動音が聞こえてくる。
男は脱ぎ捨てた自分のジャケットに右手を伸ばした。
私は無意識のまま視線をやり、その指がポケットをまさぐり携帯を取り出しすのを、手を上下に動かしながら、、、舌を左右に揺らしながら眺めていた。
携帯の画面を見た男は、ニヤリと笑った。
そして一瞬だけ私を見てから携帯を左手に持ち替え、電話を受けた。
「もしもし・・・・・あぁ、君か・・・もうそんな時間だったか・・・」
男は白々しい声で、こみ上げる笑いを押し殺しながら話している。
声を誤魔化すために咳払いをして、邪な笑顔に歪んでしまう顔を右手で覆いながら、自分の肉棒に まるで風俗嬢のように奉仕する女を見つめながら電話を続ける。
私は男の興奮と満足と優越感の混じった視線を感じながら、男の こみ上げる笑いを抑えたような 私の舌の刺激に耐えているような声を聞きながら、男のスーツのジャケットを・・・その襟に着いた、見慣れた社章を見つめていた。
「・・・で、どうだい?進捗は・・・」
男の手が私の頭を導いていく。
私は男の股間に密着させていた頭を上げ、透明の液体を滲ませる肉棒の穴にキスをした。
そして、男に見せつけるように いっぱいに出した舌の先で、亀頭に・・・カリの周りにこびりついた 汚くて臭い白いカスを掃除しはじめた。
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