「なぁに、それ・・・失礼な質問ね・・・」
男達の部屋を訪ねてから1時間・・・由美は旦那との夜の生活を聞いてきた直人の目を見つめたまま、ビールの注がれたグラスに手を伸ばした。
もう何度も繰り返したこの仕草に 少しずつ帯が緩んでいくのを感じていた。
けれど由美は一度も浴衣を整えず、胸元のはだけたままの姿で 自分の瞳に、唇に、乳房に、男達の視線が這い回るのを感じながら、ゆっくりとビールを飲み干していく。
「へへ・・・いいだろ?・・・気になるんだよ」
興奮に汗ばんだ顔の直人は、少し卑屈な色の声で質問を重ねる。
空になったグラスをテーブルに戻すと、またすぐにトオルがビールを注いでいった。
8畳ほどの広間には、敷かれた4組の布団のうちの2組が壁際に跳ね除けられ、片づけられたはずの机が戻されていた。
座布団だけの席に座ると、その左右を直人と浩二が囲み、テーブルの向かいに座るトオルとソウタが由美のビールを用意した。
それから1時間、すっかり乱れてしまった浴衣を整えもせずテーブルのグラスに手を伸ばす由美を、そのはだけた胸元や股間を、4人の男が興奮した顔で見ていた。
「・・・知ってるでしょ?旦那は私より年上よ?アッチの方はもうゼンゼンよ」
「・・・ずっとしてないってコト?」
「そうね、子供が生まれてからずっと・・・もう14年はゼロね」
「じゃぁ・・・けっこう溜まってる?」
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