俺は慌てて家を出る準備をした。
そしてご主人に怒鳴ってしまった。
俺「だから…勝手に顔射とかするからですよ!」
ご主人「えっ…いや…あの…あの…」
俺「だから…奥さんは確かにご主人の奥さんですけど!違うんですよ!」
ご主人「えっ…あの…」
俺「ご主人には分からないと思いますけど!確かに夫婦だけど!もう奥さんは俺の女なんですよ!」
ご主人「………」
俺「あぁ…もういいや。ご主人。お子さんいるでしょ?」
ご主人「は、はい…」
俺「ご主人はお子さん居るから…探しに行けないだろうから…変わりに俺が行きますよ。探しに。」
ご主人「でも…カズさん…遠いんじゃ…」
俺「遠くても、ほっておけないでしょ!」
ご主人「は、はい…」
俺「ご主人はお子さんと居て下さい。…もしかしたら奥さん戻って来るかも知れないし。」
ご主人「わ、分かりました。」
俺はご主人との電話を切った。
そして奥さんに電話を掛けながら車を出した。
ご主人にムカつきながら運転をした。
運転をしながら「俺の女を汚しやがって。」とか「俺の女を貸してやったのに。」という、なんとも言えないイライラが積もっていた。
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