ご主人が重たい口を開いた。
ご主人「じゃあ…わ、私が悪いと?私が我慢しないから、妻はオナニーもしなかったって事ですか?」
俺「ご主人って…奥さんが自分の思い通りにならないと、次々に色んなアプローチするじゃないですか?しかも短い期間に…」
ご主人「そ、そんな…」
俺「そうなんですよ。アレがダメならコレ…コレがダメならアレ…って感じに…。なんか、それに付き合う奥さんは疲れちゃいますよ。」
ご主人「あの…妻が言ってたんですか?疲れたって…」
俺「言ってないですよ。」
ご主人「………」
俺「あの…ご主人は寝取られプレイに嫉妬して感情的になったんじゃなく…奥さんがご主人の思い通りにならなくなった事に対して感情的になってるんじゃないですか?」
ご主人「…………」
俺「………」
2人して黙ってしまった。
ご主人がようやく話始めた。
ご主人「あの…オ、オナニーは…妻はどっちを想いながらしてるんでしょうか?」
俺「えっ?どうゆう事ですか?」
ご主人「はい…あの…カズさんのおっしゃる事も当たっていると思います。セックスしている時…カズさんには言いなりになって…私だけを拒否する妻に対して感情的になりました。」
俺「はい。」
ご主人「あの…妻の身体を満足させたのは私より圧倒的にカズさんだと思います。だけど…妻の気持ちの中では…きっと夫である私の事の方が好きなんじゃないかって…」
俺「………」
ご主人「きっと…オ、オナニーすれば…私と妻の2人きりでオナニーすれば、妻は自然と私を意識して…オナニーしてる妻の頭の中の登場人物が私になれば…」
俺「はい…」
ご主人「カズさんに勝てるんじゃないかと…妻が私を…想像しながらオナニーすれば…」
いつの間にか、ご主人の中で俺はライバルになっていたようだ。
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