なんと奥さんが戻ってきてしまった。
奥さん「なんか子供達疲れてたみたい。すぐに寝ちゃったの。」
ご主人「そうなんだ。それで…どうしたの?」
奥さん「ん?なんか久しぶりに、もう少しお酒飲みたいなって」
俺「あっ!じゃあ、奥さん…どうぞ」
またビールを注いだ。
ご主人は奥さんを寝かそうとしていたが、俺は奥さんを眺められるなら、それはそれで構わなかった。
ご主人は「なんだよ。カズさんと仕事の話をしたかったのに。」とぼやいていた。
ビールが空になり、俺はちょっと濃い目のウーロンハイを奥さんに飲ませた。
奥さんは上機嫌で飲んでいた。
奥さんから矢継ぎ早に、俺への質問が並んだ。
「なぜ離婚したのか。」「今は彼女がいるのか?」などだった。
ご主人は、上機嫌が奥さんを訝しげに見ていた。
ご主人「なぁ…そろそろ寝なよ。こっちはカズさんと飲みながら、仕事の話をしたいんだから。」
奥さん「わかったわよ。もうけっこう酔っちゃったし。寝ますね。」
奥さんは「おやすみなさい。」と言って寝室へ向かった。
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