お風呂に入りながら奥さんが呟くように言った。
奥さん「主人はどうしてるんですかね。」
俺「さぁ…もしかしたら先に帰ったかもね。あの感じじゃあ…」
奥さん「うん…」
俺「奥さん…今夜どうするの?ご主人があんな感じじゃ…帰れないでしょ?また暴力されるかも知れないし…」
奥さん「たぶん…暴力は無いと思うけど…」
俺「今夜は一緒にいる?このまま泊まっちゃう?」
奥さん「うん…そうしたいけど…子供いるから…やっぱり帰らなきゃ。」
俺「そっか。大丈夫?」
奥さん「うん。もし…子供がいなかったら…カズさんの所に逃げ込んでたなぁ。」
俺「俺はいつでも来てくれて良いよ。」
奥さん「…………あの…ちょっと聞いて良いですか?」
俺「んっ?なに?」
奥さん「あの…カズさんは、本当に主人の仕事関係の方なんですか?」
俺「えっ?何で?」
奥さん「だって…普通に考えても、ここまでの事をするかなって思って…カズさんに会うたびにおかしいなって思うようになって…」
俺「………………」
奥さん「どうなんですか?もう本当の事を知っても驚かないですよ。カズさんの事も、もう嫌いになれないし…」
俺「本当に?真実言っても嫌いにならない?」
奥さんは「うん。嫌いにならないから。」と言ってキスをしてくれた。
俺は簡単に奥さんに真実を話した。
ご主人とは出会い系サイトで知り合った事。
奥さんのパンティを貸してもらった事。
あの夜の事はご主人も知っていた事。
でも、最初の夜以降の事は本当だと言った。
少しだけ事実とは異なったが、全てを奥さんに話した。
奥さんはそれを知っても驚きはしなかった。
薄々気付いていたと言っていた。
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