直美はどんなに忙しくても笑顔を決して忘れなかった。今日の仕事は昼の2時までだったが同僚に急な用事が入った。直美は連勤が続いて疲れていたので帰ったらすぐに眠ろうと思っていた。しかし嫌な顔もしないで笑顔で引き受けたのだ。そして直美は夜の7時まで働いた。仕事を終えて、ジーンズ姿に着替えて自転車で帰ろうとすると、店の外では、ごみ捨て場に浮浪者がゴミをあさっているのだ。頭は禿げて、お腹の肉が異常にあり、年齢は50歳ぐらいだろうか、たびたびゴミをあさりにくるので、店長はきつく注意をするのだがしばらくすると、またごみをあさりにくるのだ。直美の顔を見ると「ぐっひっひっひぃ~」っといやらしい声を出して薄笑いの表情を見せている。そんな浮浪者にたいしても直美は「大変だけど 風邪をひかないでくださいね」っとやさしい言葉をかけた。直美は、今日はちょっとした贅沢なものを買った。それは、金融業の慎二からお金を50万円借りたからだ。今は直美の夫は失業中で収入はない、貯金もほとんどない、そのお金は今後の直美一家の生活費である。毎日貧しい食事だが、一日ぐらいは、すき焼きで、落ち込んでいる夫や育ちざかりの息子のために頑張ってもらいたかったので贅沢しようっと思ったのだ。
直美は自転車に乗り、夫の息子の喜ぶ顔を思い浮かべてニコニコと可愛い笑顔で家路についた。その後ろ姿を、不良者がヨダレをたらしながら「あの女、でけぇぇぇぇ~ケツだなあ、食ってみたいぐらいだあぁああ」とささやくのだった。
サドルには直美の大きなお尻の肉がペダルを漕ぐごとにプリプリと左右に揺れていたのだ。
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