早川さんは、「ねぇ~わたしの事
早川さんじゃあなくてゆかりって呼び捨てにしてくれていいのよ。なんだかぎこちないからね。」「わたしは春彦さんって呼んでいいかしら」春彦は、なんだか本当に恋人になったようになり、「うん、そうしようか」って答えた。それから二人は、手をつないだり、腕を組んだりして楽しくお喋りしながら池のボートに乗ったり、動物を見たり、アイスクリームをたべたり園内のレストランでランチを食べたりして時間は過ぎていった。早川さんは、どんな場面でも春彦を立て控えめであった。どんな人に対しても生まれながらの優しさがあったようだ。夕方になり早川さんは「春彦さん、わたしの家で夕食を食べていかないかしら」ゆかりの顔は少し赤くなりながら言ってのです。
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