翌朝の5時ごろだった。気が付くと眠っている俺のパンツを降ろして妻がフェラをしていた。
朝立ちしていることをいいことに、俺の肉棒を弄んでいるのだった。ここ3か月セックスしてなかったが、
妻のからだを求める気にはならなかった。性欲があったとしても、あのラブホテルでの妻の表情と言葉を思い出すと、
勃起しないのだ。案の定、ビンビン朝立ちしていた俺の肉棒は硬さを失い始めた。妻はそれを高速でしごき始めた。
「やめてくれ、その気になれないから。」
俺は呟いた。妻は手の動きを止め、ちょっと考えている様子だった。突然意外なことを話し始めた。
「今年の正月にあなたの実家に行ったでしょ。あの時ね・・・・」
「?」
「あなたの昔の部屋で見つけちゃったの。」
「何を・・・何を見つけたって?」
「日記よ。本棚の本の後ろに横にして隠していたわ。」
「俺の日記帳を無断で読んだのか!」
「悪いと思ったけど、彼女の写真が挟んであった。由紀ちゃんだったわね。日記の終わりの方に凄いことが書いてあった。」
「・・・・・・」
それは高3の夏休み前だった。俺は付き合っていた由紀を妊娠させてしまい、自分の貯金では足りず、話の分かる親戚の叔父さんから
金を借りて子供を中絶したのだった。病院も融通の利く、つまり悪評の高い個人病院を選んだ。彼女と俺は精神的に打ちのめされ別れた。
二人とも大学受験に失敗したが、一浪してそれぞれ希望の大学に入った。彼女は女子大に進学し今では教師をしているのだが、
30代半ばの今も独身のままだった。
妻はとつとつと話し続けた。
「私、あなたと結婚するまで、男の人とそんなことしたこと無かったの。」
結婚当初も同じことを聞いてはいたが、俺は正直、あまり信じていなかった。
「口説いてくる男はたくさんいた。でもエッチまでしたのはあなただけ。それなのに・・・」
「それなのに、なんだ。」
「あなたには彼女もいて妊娠させたりして・・・私、不平等だと思った。私の親は借金取りに追われ、家族は生きるのに精いっぱい。
だのに、あなたは子供をおろしたり・・・・それなのに親に浪人もさせてもらって・・・・」
妻は泣いていた。俺は心の中で、それが浮気の理由って、ありなのか?と自問していた。
急に下半身が元気になり勃起していた。
「おい、立ってきたぞ。」
妻は泣きながら吹いて笑った。
「なんで~なんで固くなったのォ~?」
妻はパンティーを脱いで俺の腰の上に跨った。それから上半身も裸になり、俺は下から妻の乳房を揉んだ。
妻が腰を動かし始めるとすぐに快感が沸き上がった。3か月ぶりだったこともあってか、快感が強かった。
俺は妻が研修医とエッチしている姿を思い浮かべた。妻に体位を変えさせ、上に覆いかぶさって腰をふった。
腰をおもいっきり降って怒りをぶつけていた。くそっ、どうだ、これでもあの男がいいのいか!と叫びながら。
そしておもいっきり射精した。こんなセックスは久しぶりだった。
※元投稿はこちら >>