ゆう君は、何も歌わずにいました。
私「ねぇ、君は何も歌わないの?」
ゆう君「いや…あの…僕…音痴で…」
私「そうなんだ。歌うの恥ずかしい?」
ゆう君「は、はい…」
私「あっ…それなら…」
私は、ゆう君の耳元で囁きました。
私「ヒソヒソ…それなら…一緒にカラオケボックス出ちゃわない?」
ゆう君「えっ… は、はい…」
私「ヒソヒソ…じゃあ…私が先に出るから…後からバレないように出てきて。」
ゆう君「はい…」
私「ヒソヒソ…エレベーター脇の階段で待ってるから。」
私は、周りに気取られないようにカラオケボックスを出ました。
そして、エレベーター脇の階段の踊り場で待っていました。
待っている間、私の胸は張り裂けそうな位、ドキドキしていました。
10分位経ってから、踊り場にゆう君が現れました。
私は胸を張って高鳴りを抑えながら、偉そうに言いました。
私「ちょっと~。どれだけ待たせるのよw」
ゆう君「すみません。すみません。」
私はこの後、どうすれば良いのか分からない位、身体が熱くなっていました。
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