続:寿子⑫(京子5)
工藤さん夫婦と一緒に出て車に乗ってしまったし 豊川さんとの関係を悟られる訳にもいかない、俺はそのままコンビニを目指した。
コンビニの手前で 俺がウインカーを出すと ハザードを数回点滅させて工藤さん達は そのまま走っていった。
コンビニに入る前に着信音が鳴った、豊川さんだった。「コンビニ、すぐ戻る、鍵開けといて」用件だけを伝えて電話を切った。
「ただいま」
「お昼 買ってきたから食べよ」
まるで 我が家の様に 当たり前に上がり、小さなテーブルにコンビニの袋を置いた。
『ありがとう』
『何 買ってきてくれたの?』
『幾ら?、お金は?』
「ん?、スパゲティとグラタンとパスタサラダ、お金なんて良いよ」
『そぅお?、ありがとう』
『コーヒーにする?、カップスープも有るけど‥』
「コーヒーかな?」
『お待たせ‥、頂きまぁす』
豊川さんは 俺の対面にすわった。
「で?、どうだった?」
俺は 食べながら聞いた。
『もぉ!、ドキドキだったわよ』
『健ちゃんたら返してくんないんだもん、ショーツ、意地悪なんだから』
「って、そっち?」
「俺、予算内であがりそう?、とか そう聞いたつもりだったんだけど」
『え?、そっち?』
『それは大丈夫、健ちゃんのおかげで 車も安くて良いのが見つかったし』
「なら良いけど‥」
『そんな事より バレてないよね?』
『その‥、私が穿いてないって』
「それは どうかな?」
『何で?、バレてるの?』
「たぶん旦那さんにはバレてるよ、ペンだのライターだの やたら拾ってたでしょ?、きっと わざと落としてるからアレ」
『それで覗いてたの?』
『奥さんが隣りに居るのに?』
「男なんて そんなモンだよ」
「その内 分かるよ、気が付いたかどうか」
『なんで?、健ちゃんに教えるとか?』
『俺にも言うかもしんないけどさ、今度 仕事に来た時に分かるよ』
『なにそれ どういう事?』
「まず、旦那さん1人だけが気付いたんなら きっと旦那さん1人で仕事に来る、奥さんは1人でワンルームの掃除とか行ったりする時も有るからさ、そういう日に来ると思うな」
『それが何で 旦那さんだけ気づいた事になるのよ?』
「期待するの!』
「男ってバカだからさ、その先の事も」
「で、奥さんも気付いたんなら 予定を変更するとかして 絶対1人じゃ来させない」
「だって そうでしょ?、仕事先の奥さんが パンツ穿かないで待ち構えてんだよ、そんな所に1人で仕事に行かす?」
『ううん、絶対行かせない』
「でしょ?、豊川さんだって 旦那さん行かせないでしょ、そんな家には。だから これからの様子見てれば分かるって」
『男って ややこしいもんね』
『ただ普通にしてくれれば良いだけなのにさ』
「何?、普通って?」
『普通は 普通よ』
『イチャイチャしたり、甘えさせてくれたり、普通に』
「へぇ豊川さんて普通なのが良かったんだ?」
「なら今は 穿いてんだよね?パンツ」
「見せて‥」
「足広げて見せてよ、ほら」
『それは‥』
「何で?」
「普通が良いんでしょ?」
「俺がコンビニ行ってる間に 幾らでも穿く時間あったでしょ?」
「オナニーして見せろ とか言った俺が言うのも何だけどさ 穿くでしょ普通」
『そんな‥、意地悪言わないでよ‥』
「豊川さんの周りには何人か居るみたいだけどさ、旦那が単身赴任中に 他所の男引っ張り込んで‥、それも普通なの?」
『・・・・・』
「まずはキスから始まってさ、舌入れてさ、次はオッパイ舐めんでしょ?、で次はマンコ舐めるのよね? ほらきた、で 私に舐めさせてさ 入れるんでしょ?、何回か腰ふって、それでもイけないと私をひっくり返して 後から腰振って‥、自分だけ出したら はい おしまい、チャンチャン」
「とかさ そんな普通のセックスがしたいんなら旦那さんとシテれば良いじゃん、でしょ?」
『そんなこと‥』
『ただ 付き合ってあげてるだけよ』
『だいたい 福山だか何処だか知らないけど 絶対遊んでるわ、女が居るに決まってるもの』
『四半期ごとよ、会社は四半期ごとに新幹線のチケット出してくれるって言ってんのよ、それなのに正月だけよ ここ何年も 帰ってくるの、絶対女が居るんだわ』
「だから俺なの?」
「知り合いの奥さん連中に何言われたか知らないけどさ、それで俺を揶揄ったって訳?」
『ずっと1人なのよ、毎日毎日』
『板橋さんも、中島さんも、寿子ちゃんだってそうよ、あんな話しばっかり聞かせてさ』
『良いでしょ?、私だって たまには刺激が欲しいわよ、少しぐらい 羽目外したって良いじゃない。別に健ちゃんを揶揄った訳じゃないわ、そこは分かってよ、ね?』
「ゴメン、喧嘩しに来た訳じゃないから」
『そ、そうね、ゴメンなさい』
『でも健ちゃんは良いわ、若いしさ いい男だし、その気になれば 女になんか不自由しないでしょうよ』
『私の事だってさ、おっ珍しいヤツが居るじゃんとか、どうせ〔つまみ食い〕程度なんでしょ?、すぐに飽きられるわ私なんて、だから私‥、分かるでしょ?』
いささか 険悪な雰囲気になってしまった、
どうしたもんか?と考えていた。
「おいで 京子さん」
「どっか行こ」
『今、京子さんて呼んでくれたの?』
『京子さんなんて呼ばれたら 何処でも行くわ、何処に連れてってくれるの?』
「いいトコ」
『ホテルなら うちで我慢して、お金だって勿体ないし、ね?』
「違うって」
豊川さんを乗せて向かったのは 隣り街の大きな公園。
3市に跨るその公園は それぞれの堺に大きな池がある、前に一度だけ ルアーを投げた事があったのを思い出した。
駐車場に車を停めて ブラブラと歩いた。
『子供たちが小さい頃 良く来たわ』
豊川さんは そんな事を言っていた。
広場に出ると、犬にボールを投げてる 初老の男性が居た。
俺は その犬の方に向かって歩いた。
ボールを咥えて 男性の元に戻る犬。
何度目かの時に コントロールが それたのか ボールが俺達の方に転がってきた。
豊川さんが そのボールを拾った。
「投げないで、しゃがんで持ってて」
豊川さんが 俺を見上げた。
「いいから、投げないで」
男性が 頭を下げながら 此方にやって来る。
犬はボールが欲しいのか 豊川さんの少し前で座っている。
男性が 少しずつ 近づいてくる。
「足 広げて!、早く!」
豊川さんは 躊躇いながも 少しだけ 膝を広げた。
「もっと、オジサンに分かるくらい」
『そんな事‥』
「いいから!」
豊川さんは しぶしぶ 広げた。
男性が 犬の頭をなで 俺達の方を見た時、一瞬視線が止まった、豊川さんのスカートの中に その視線は注がれていた。
が、次の瞬間 男性の顔が 強ばった。
「何だよ 露出狂かよ お前ら」
「昼間っから まったく!」
「行くぞ! ○○!」
「いいがけんにしろよ お前ら!」
男性は 怪訝なかおつきで そう吐き捨てて 帰ってしまった。
『もお、健ちゃんたら‥』
『もう来れないじゃない?』
『恥ずかしいッ』
と、豊川さんに どつかれてしまった。
「そんな事ないって」
「勿体ない事したって思ってるよ今頃」
「強がってるだけだって あのオジサン」
「ね?、行こ?」
豊川さんの手を引いて また歩き出した。
池の脇の湿地に 木で作った遊歩道が有る。
そこから池に向かって 獣道が出来ている。
以前は これを入ってルアーを投げた。
今度は 豊川さんの手を引いて そこに入って行った、きっと釣り人が居るだろうと。
一つ目 ふたつ目の ポイントは空振りで 釣り人は居なかった。
が、3つ目のポイントには 人が居た。
見た感じ50半ばから60といったところか?
幸いここは 茂みになってて、見えるとしたら池の向こう、それ以外は死角になっていた。
草を踏みながら歩く俺達の足音に気付いたオジサンが こちらを振り返った。
俺は 立てた人差し指を唇に当てて 小さくお辞儀をした。
出来るだけ静かに歩き、「こんにちは、釣れますか?」と小声で話しかけた。
「いや、今日は さっぱりだ」
「兄ちゃんは?、どうしたい 今日は」
「珍しい顔だな?」
「ええ、ちょっと散歩に」
「へら ですか?」
「まぁな」
「でも、今日は 仕舞いだ」
「そうなんですね?」
「もし良かったら ちょっと見てやって貰えませんか?」
「見るって?」
「変な宗教なら 間に合ってんぞ」
「違いますって」
「ほら、しゃがんで お見せして」
『はい』
豊川さんは 震えがら しゃがんで、恐る恐る 少しづつ 膝を広げてゆく。
「この人 見られるの大好きなんです」
「恥ずかしいけど 興奮するって‥」
「見てあげて下さいよ オジサンさん、嫌いじゃなかったら」
「嫌いじゃねぇけどさ‥、だからって‥」
「良いのか?、覗いても」
「ええ」
「ほら 良く見える様に開いて」
「スカートを捲って お願いしろよ」
「すげッ」
「何だよ 穿いてねぇのかよ パンツ」
「話しには聞いた事もあるけどさ 居るんだな ホントに こういう人」
「でしょ?」
「大好きなんですって この人」
「いや あのさ‥」
「どう見たって夫婦にゃ見えねぇしさ だからって親子でも無さそうだし、厄介なのがきたぞって思ってたんだよ、最初はさ」
「でも、こんな良いモン見られるなんてな」
「ほら、ちゃんとお願いして」
『お、お、‥』
『わた、わたし‥』
「ちゃんと!」
『私の、私のオマンコ見て下さい』
「お願いします、は?」
『お願いします』
「はい」
「はい、ってオジサン」
「だって 初めてだからさ こんなの、思わず返事しちゃったよ」
「‥にしても アレなんだ?、穿いてないんだ最初っから」
「いつも こうなのか?、この人」
「ええ」
「スーパーに買い物に行く時も 駅の階段登る時も穿かせてなんかいません」
「ズボンの時なんて シミでバレちゃって 俺の方が困っちゃって大変です」
「だろうな?」
「今だって 触んなくても分かるもんな オマンコ濡れてんの」
「でしょ?」
「ハシタナイんですよ こいつ」
「コイツの旦那と同僚なんですけど俺 コイツの家で3人で飯食ってる時なんか 自分から脱いじゃったんですから パンツ、な?」
「で?、3人でか?、やっちゃったのか?」
「いえ、さすがに旦那さんとは‥」
「そうだ京子、頂くか?、オジサンのチンポ」
「どうする?」
豊川さんは 悔しそうに 俺を見上げた。
「お願いしろ、ちゃんと」
『おチンポ‥』
『おチンポ、しゃぶらせて下さい』
「しゃぶらせてったって、洗ってねぇし、さっきションベンしたばっかりだぞ」
「いいんです、そのままで」
「臭さけりゃ 臭い程喜ぶんでコイツ」
「なんなら カスが少し残ってる位が‥」
「そうなのか?」
「なら 遠慮なく‥」
オジサンはベルトを緩めはじめた。
「オジサン?、ちょっと その椅子 貸して貰って良いですか?」
「良いけどさ、何すんだよ?」
俺は オジサンに借りた椅子に座った。
「ほら京子、跨いで」
「俺のチンポ 跨ぎながら 頂け、ほら」
『ハイ』
豊川さんは 震える手で 俺のチンポを握り オマンコに当てがい 腰を下ろした。
「何て言うんだっけ?」
『おチンポ しゃぶらせて下さい』
「おう、お、お願いします」
オジサンも 突然こ事に慌てて居る様だった。
「腰は自分で振れ」
「いつも してんだろ?」
「なんだ?、兄ちゃんがマグロか?」
「羨ましいな?」
「にしても上手いな この奥さん、ウチの奴のじゃイケねぇな こんなフェラされたら」
「でしょ?、フェラは上手いんですよコイツ」
「ただ、マンコは少し緩くなってきたんで 今度はケツでして見ようと思ってんですけどね」
「そん時 また 手伝って貰えます?オジサンさん?」
「ほら、お前からも お願いしろよ」
『ホネ ぎゃい ひまふ てふ だっひぇ くだひゃい』
「スンゲェな」
「口 離さねえで しゃべってんぞ この人」
「でしょ?、フェラだけは上手いんですって」
「良いですよ オジサン、いつでも」
「ぶっ離して下さい、口の中に」
「良いのか?、なら遠慮なく‥」
豊川さんは 鼻を鳴らしながら 腰と頭 全身を一気に揺すり始めた。
「うっ、イクぞ」
オジサンは 豊川さんの頭を引き寄せて 震えていた。
オジサンが 放ったであろう その瞬間、豊川さんの腰がブルブルと震えた。
そして今度は その腰を 振りはじめた。
ひとたまりも無かった。
初めてみる 何処の誰とも知らない男性のチンポをしゃぶりながら、俺のチンポに跨って‥。
そんな状況が 俺を撃沈した。
俺は ことわりもせずに 豊川さんの中に 放った。
その俺のチンポを オマンコは 中へ中へと いざなう様に締め付けていた。
「ありがとさん、こんな良い思いさせて貰って」、そう言いながらオジサンがつづけた
「そんなに 臭っさいチンポが好きならさ、向こうのトイレ、あそこにさ 集まってくるよ、夜になると その 何とかって 家のない人達がさ、こんど行ってみな」
「そうなんですか?」
「放り出してやろうか?オマエの事、その人達の中にさ、臭いチンポが何本も有るぞ」
「オマエの大好きな カス付きだって何本も有るんだぞ きっと、え?どうする?」
無言の豊川さんが 恨めしそうに キリッと俺を睨んだ。
※元投稿はこちら >>