私は家族で一番最後に家を出る。
帰るのは2番目、私が居ない間ははるかが一人になる。
今迄考えた事も無かったが、国分が狙っている様に感じていた。
私が居ない間に・・・、考えたく無かった。
最近はそのはるかに自分を当てはめた小説も書いていたのだ。
なんて不謹慎な母親だろう・・・、自分の娘が犯される事を想像するなんて・・・。
それよりもっと不謹慎なのは、自分が大事にしている物・・・例えば貞操・・・・例えばはるかを
失う事にふしだらな思いを募らせている事。
夫ではまず、不可能な事を身を焦がす様に思いを募らせる。
背徳感・・・実際全ては自分で犯した罪・・・こんな気持ち・・・誰にも理解されない・・・。
夜中にタイピングしたいる時はいつも、国分に犯されている事を考えている。
ダイニングは鍵も掛けられない・・・夫やはるかが入って来るかも知れない・・・。
羞恥心が私の心を焦がして行く・・・。
そして、今朝も、会社に出勤する・・・どこかで国分の視線を感じながら・・・・。
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