一方、盗撮の調整をしている国分は・・・。
電話をかけて来る時にはリビングのカメラの調整を終えていた。
さなえの状況は確認できていた訳である。
そこへ、さなえからの電話・・・。
既に荷物への興味は映像からも読み取れた。
そして、話が終わって、袋からぬいぐるみを取り出してリビングの
テーブルからさなえの表情まで判る所に置かれた。
そして、開けないで欲しいと言ったカバンを見つめている。
しばらくの沈黙のあと意を決したようにカバンに手が掛かる。
カバンを開け、手にしたのはやはりテルド・・・。
生唾を飲み込む様にさなえは見つめる。
頭の中はさっき俺が語った事が渦巻いているだろう・・・。
頬につけて感触を味わってるように見える、しかし、俺の存在が
もう一歩のところで踏み止まらせているようだ。
集音マイクに娘の帰宅を感知した。
娘) ママ・・・ただいま・・・
さなえ) あら、お帰りなさい・・・お昼にしましょうね・・・。
さなえはソファーの下にカバンを隠して部屋を出た。
娘は朝には無かったぬいぐるみに興味を示している様だ。
娘) ママ・・・このお人形どうしたの?、可愛いね・・・私の部屋に欲しいな・・・
クラブのユニホームをセーラー服の下に着ていたのか、ぬいぐるみを見ながら
着替え始めていた、中学生と言うことで、まだまだ蒼い身体・・・。
それはそれで魅力的だ、予想外のストリップに見惚れていた。
さなえ)ああ、それはママがもらったの、だめよ・・・同じ様なの探してあげるから
少し我慢しなさい・・・。
盗撮、盗聴している俺は、そんなので良かったらもう一つ送ってやろう・・・。
お前ら親娘のプライベートがなくなるだけやけどな・・・。
俺は同じスペックのぬいぐるみを送る。
期待はしていないが、事故も有ると予想して・・・。
俺は蒼い身体も堪能していると、さなえがお昼を持って部屋に入る。
娘はタンクトップにホットパンツ、全く無防備な格好だ。
親娘して余り会話がない、微妙な時期だから無理は無い・・・。
今日はこれ以上動きは無いと判断して自宅に戻る。
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